三菱鉛筆(数原滋彦社長)は12月11日、鉛筆製造を行っている山形工場(山形県東置賜郡川西町)の建物老朽化への対応に加え、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図るために、新たに山形県西置賜郡飯豊町に新工場を新設し、現工場の鉛筆製造の機能の一部を新工場に移管し、2025年1月より稼働を開始すると発表した。
同社は、1944年(昭和19年)に、戦争の疎開工場として山形県東置賜郡川西町に現工場を立ち上げ、「最高の品質こそ 最大のサービス」という社是に基づき、高品質かつ安全性の高い鉛筆を製造し、お客様にお届けしてきた。
その後、鉛筆製造における主力工場として、時代を超えて事業成長を支える重要な役割を担ってきた。
同社は創業150年に当たる2036年に向けた長期ビジョンに基づき、現工場の建物老朽化が進んできたことから、従業員の安心安全を第一に考えるとともに、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図ることを目的として、隣町の山形県西置賜郡飯豊町に新たに鉛筆製造の新工場を新設することにした。
新工場の敷地面積は20000㎡、延床面積は8064.32㎡。
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2024年12月11日