三菱鉛筆(数原滋彦社長)は、9月26日開催の取締役会で、インドの文具メーカー、LINC LIMITED(Managing Director and CEO:Deepak Jalan)と共同出資による合弁会社の設立を決議した。設立年月日は2025年1月を予定する。
三菱鉛筆が51%を出資し、連結子会社する。資本金は200百万ルピー(約3億46百万円、1インドルピー=1.73円換算)。事業内容は筆記具の製造および販売。所在地はインド共和国グジャラート州に置き、名称は「unilinc Private Limited」を予定する。
「LINC LIMITED」は1976年創業で筆記具の製造および販売を行っており、三菱鉛筆の製品も販売する。三菱鉛筆は同社株式の13.4%を保有する。
三菱鉛筆は重点方針の一つである「筆記具事業のグローバル化」を推進する中で、今後経済成長が見込まれるインド市場において、現地生産化を目的として合弁会社を設立する。
これにより、インドでの商品供給体制の強化を図り、シェア拡大とブランドの浸透を図る。また、インドでの生産体制の構築に加えて、原材料調達の拠点として活用することで、グローバルな視点で捉えたサプライチェーン機能のさらなる強化にもつなげる。
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2024年09月30日