広域文具流通のエコール流通グループ(ERG、一ノ瀬巌社長)の「第119回エコール秋の大見本市」が、9月20日、21日の2日間、東京・平和島の東京流通センター第1と第2の展示場で開催された。9月2日~21日でWebでも開催した。
来場店数は1,404店(昨年比103.2%、計画比101.0%)、随行者も含めた総来場者数は2,283人(昨年比105.1%、計画比101.0%)だった。売上は50億1千万円(昨年比96%、目標比100.2%)。
リアル展示では117社(新規1社)とイベント館に23社が出展した。またイベント館には23社(新規4社)が出展した。
メインテーマは「次世代へつなぐ ウェルネスライフ&ワークに彩りを!」。参加グループ企業数は、東北から中国までの11社。
来場した販売店からは新商品の情報や店舗づくりのヒントが多数得られたという声が聞かれた。
特にグループで提案の場として毎回力を入れているイベント館では、4つのテーマをそれぞれのゾーンに分けて案内した。
メインテーマに通じる「ウェルネスなライフ&ワークを彩る様々なアイテム」、昨今の自然災害への備えとしての「命や会社を守る防災用品」、デジタルやIT技術を活用したDX化などの「案件創出のお手伝い」、「店舗・店頭の活性化」に役立てて頂く商品や販促企画などを提案し、販売店の関心も非常に高く大変好評だった。
ショートセミナーは2日間で合計6本開催。初日は文具王の高畑正幸さんやmizutamaさん、文具プランナーの福島槙子さんから、2日目は岡山エコール/神戸エコールの西室長やタニタ、元東大王の岡本さんが、それぞれ多彩なテーマで熱く語り、用意した各30席はほぼ埋まり一部立ち見も出て大変好評だった。
前回に引き続き、共同プロモーションとして、筆記具と紙商材を取り扱う出展社の協力を得て、「脳への効用」の面から「書くこと描くことの大切さ」をPRし消費者に伝えようと、出展社にパネルの協力を得られた。
また8社の画材メーカーブースには主催側で用意した直筆画と統一POPを設置し「画材+作品=購買アップ」と売り方提案を行い、販売店から好評を得た。
同グループでは、今後もこの活動を一過性のものとせず盛り上げていきたい考えだ。
(2024/9/30追記)
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2024年09月21日