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2024年09月13日

MDSが文具チャンネルマーケットを開催 小売店に向け情報取得のためのオープンな場を提供

朝礼で挨拶する蔀(しとみ)社長

109社のブースがずらりと並ぶ会場風景

 店頭向け提案型文具卸のエムディーエス(蔀聡志社長)は9月12日、東京都港区の都立産業貿易センター浜松町館で「文具チャンネルマーケット」を開催した。2022年の秋に従来の「MDS商談会」から名称を変更し、位置づけを「小売店にとって『新製品情報取得のオープンな場』であり、商談会であり、展示会でもある場」としている。

 今回は109の事業者が出展。そのうち「エッグんワークス」が初出展したほか、「+teacher」、「和詩倶楽部」、「BLUEPRINT」、「マークスインターナショナル」、「ポスタリア」、「AND PACKABLE」の6社が、エムディーエスと取引のない企業にも商品紹介の場を提供する“トライアル”の対象として参加した。

 また前日夜には、同社がInstagramで運用する「文具チャンネルマーケット」のアカウントからインスタライブ(Instagramのアプリを利用した動画の生配信)を行い、業界外の一般ユーザーも含めた全てのフォロワーに向けて、出展メーカーのうち15社の新商品やオススメ商品などを紹介した。同アカウントのフォロワーは現在23000人を突破し、多くのユーザーに情報を届けることができる発信の場となっている。

 蔀社長は午前8時45分からの開会式で、「Instagramで、より情報の発信力を高めるにはどうすれば良いか考え、投稿の内容に一般ユーザー視点のコメントを挟んでみたところ、「いいね」が20個から200個になった。動画コンテンツのほかにも陳列や客層など、伝達力・訴求力を高めるため仮説を立てて検証を繰り返している。これからの人手不足が深刻な時代に、店員が少なくなっても変わらず商品の魅力が伝わるよう、卸の立場として支援をしていきたい」などと挨拶した。

 会場には各メーカーブースのほか、「トレンド提案」や「営業提案」、「ECサイト用動画作成」、「VR提案」など、商品提案のための営業や広報に役立つコーナーを設置。トレンド提案コーナーでは、Z世代に指示される2000年代のカルチャーを文具商品で提案する「Y2K★文具!」ブースや、店頭販売促進の提案として社員が選んだ推し商品の情報をデジタルサイネージと会場提案で届ける「推し10(オシテン)提案」ブースなどが設置された。

 会場は文具店などの仕入れ担当者などでおおいに賑わい、活気ある場となった(E)

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