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2024年04月15日

コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発

「Quickwin賞」「オーディエンス賞」を獲得したメンバー。テーマは「競合品拾い出しAI」

 コクヨ(黒田英邦社長)は、人材教育・実践プログラム「コクヨ デジタル アカデミー」(KDA)から生まれた、GPTアイデアの実践経験の場「GPT-Lab」の第1期成果発表会を4月11日東京品川オフィスで開催した。

 同社は、データやテクノロジーの活用による既存の課題解決や新たなビジネスの創出を目指し、スキルの習得と活用に向けたコクヨグループ社員向けのデジタル人材教育・実践プログラム「KDA」を2023年6月に開校した。

 「GPT-Lab」は、この取り組みの一環で、講座で得た知識をスキルに転換する実践プログラム。

 一般的な企業研修では「研修で学んだことを業務の中で実践できない、スキルに転換できない」という課題が多く見受けられる。

 この課題に対して「GPT-Lab」では、先んじて行った「KDA」の最終課題として社員が提出した約690件のアイデアから参加チームがテーマを選定。生成AIなどデジタルでの解決を模索しながら、非エンジニアである社員自身が生成AI業務アプリを作成しプロトタイプまで完成させることで、生成AI時代の実践力を身に付ける。

 発表会の第1部では、59名の社員が5チームに分かれ、「GPT-Lab」第1期(23年12月~24年3月)としてそれぞれが設定した課題解決へ取り組んだ成果を発表した。

 第2部では、社外ゲストとして生成AIに関心の高い企業・法人の各人を迎え、「コクヨの役員だったらGPTで何する?」をテーマにパネルディスカッションを実施した。

 その後、成果発表の表彰が行われ、業務改善・利用人数・効果の観点で優れ、かつすぐにでも業務利用可能なアイデアには「Quickwin賞」、システム連携等の開発が必要ではあるものの、Quickwin賞同様優れたアイデアには「Moonshot賞」、ダイレクトな効果の大小問わず何らかの価値を突き詰めたアイデアには「誠実な変態賞」、そしてコクヨグループ社員によるオンライン投票でもっとも票数が多かったアイデアには「オーディエンス賞」の4つの賞が贈られた。

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