パイロットコーポレーション(藤﨑文男社長)は、一般社団法人日本文化教育推進機構が2023年4月から提供する、小学生を対象とした「書く」ことの大切さとその意義を解説する授業プログラム「書くって大切なこと」プロジェクトに2023年度に続き本年度も協賛する。
文部科学省が推進するGIGAスクール構想により、近年教育の現場では一人に一台タブレット端末が支給されるなど、子どもたちの「手書き」の時間が減り、対照的に「タイピング」の時間が増えている。
そのような中、同プロジェクトでは、小学生を対象に「書く」ことの大切さやその意義を改めて考える機会づくりを目的とし、現役の小学校の教員監修のもと、「書く」ことそのものを体系化した教育プログラムを提供している。
プログラム提供初年となった2023年度は全国の小学校や海外の日本人学校、特別支援学級、学童、放課後等デイサービス、塾などのさまざまな場所で約4200人もの児童がこのプログラムを実践した。
本年度のプログラムでもタブレット端末などを併用しながら、手書きとタイピングそれぞれの良さを理解し、その適切な使い分け方、手書きが深い思考をもたらすこと、加えて日本語の歴史や文化についても学ぶことができる内容となっている。
各種教育現場で1~2時間で学習することを想定した構成で、指導用スライド及び指導案、児童が使うワークシートが無料で提供される。
パイロットコーポレーションは実践用教材の消せるボールペン「フリクションボールノック」を授業に参加する児童に1本ずつ提供する。
同社はプロジェクトを通じ多くの子どもたちに「書く」ことの大切さを学ぶ機会を提供し、手書きの楽しさと魅力を見出すための一助とするほか、グループパーパス「人と創造力をつなぐ。」のもと、未来を担う子どもたちの「創造する力」を、この協賛をはじめとした活動を通じて今後も応援していく姿勢だ。
授業実践可能時期: 2024年4月~2025年3月
お申し込み: (社)日本文化教育推進機構サイト内
https://www.nichibunkyo.or.jp/pilot
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2024年04月02日