パイロットコーポレーションは2月13日、2023年12月期連結業績を発表し、連結売上高は1,185億90百万円(前期比105.1%)、連結営業利益が190億3百万円(同89.4%)、連結経常利益が208億40百万円(同92.1%)、当期純利益は136億61百万円(同86.6%)だった。
日本セグメントにおける売上高は390億62百万円(前期比111.4%)、セグメント利益は134億82百万円(同59.7%)だった。
主要な事業の売上高は、ステイショナリー用品事業は国内販売ではインバウンドやノベルティ需要の回復が見られ、322億21百万円(前期比112.7%)。内訳は、筆記具が286億21百万円(前期比111.0%)、文具・その他が35億99百万円(前期比128.9%)だった。
玩具事業は39億円(同92.2%)、産業資材・その他事業は29億40百万円(同131.9%)だった。
海外市場では米州セグメントの売上高は353億60百万円(同110.2%)、利益は11億82百万円(同195.3%)だった。
米国市場でゲルインキボールペン市場でトップシェアを維持している「G-2」や「フリクション」シリーズ等の販売も堅調に推移した。またブラジル市場ではホワイトボード用マーカー「Vボードマスター」を中心に伸長した。
欧州セグメントの売上高は243億13百万円(同95.3%)、利益は16億87百万円(同95.2%)。物価高騰を受けて低調な市況が続いた。
またアジアセグメントは中国においてゼロコロナ政策の解除後も景気が低調に推移し、特に学生の需要が伸び悩んだことから苦戦した。売上高は198億53百万円(同98.3%)、利益は8億9百万円(同81.2%)だった。
2024年12月期連結通期は売上高1210億円(前期比2.0%増)、営業利益200億円(5.2%増)、経常利益210億円(0.8%増)、当期純利益140億円(2.5%増)を見込む。
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2024年02月14日