「第27回2019年新春文紙フェア」が、好天に恵まれた1月9日~10日に東京浅草橋の共和フォーラムで開催され、1091人(前年同期比113人減)が来場した。
出展社は55社で、従来の3フロアでの開催は手狭な状況で、今回も5階を追加し4フロアで展示。1階は受付と企画展示とした。テーマは「Something New 新しさの創造。『新時代!出会いと発見。未来に残すものづくり!』」。
初日午前8時45分から開会式が行われ、林俊孝運営幹事(デビカ社長)は「顧問の皆さまが今回のフェアで退任され、この場をかりて御礼申し上げます。2004年に立ち上げて15年経った今も業界で必要とされて、今回も55社が出展する。新春文紙フェアはどこよりも早く始まる商談の場として、来場者も新鮮な気持ちで来ていただけるので各社が頑張り、2019年のいい幕開けとしたい」と挨拶。
続いて、新規出展の西敬、ペーパリー、バックストリートファクトリーの3社代表が紹介され、出展社を代表して赤城・根岸社長が挨拶して開会した。
来場客数は、初日が608人(前年同期比95人減)、2日目483人(同22人減 1月25日確定)と前年より減少も、午前11時頃から来場者数が増えて荷物の預かりも満杯の状況で、終日、混雑な状況が続いた。長い滞留時間をとられる来場者が多かった。
2日目もスタートは遅かったものの、昼前から来場客が増え、閉会まで賑わった。
今回は1階で「我社の見所。ここがすごいです!」コーナーを設置し、各小間への誘導、商談へ結びつけた。また「陳列コンクール」として業界誌紙各社、来場客(事務局にて依頼)から投票を募った。
また「スタンプラリーカード(20社巡り)」は、出展社とお客様の商談の接点を作るものとして実施、フルスタンプ(20社)の来場者は221人(同48人増)と好評だった。
2日目は午後4時30分から閉会式が行われ、「年間テーマ賞」は、100件超の提案から、「新時代!出会いと発見。未来に残すものづくり!」の提案者、デビカの豊田康太次長と、カクケイの藤山健司係長の2名が表彰された。
続いて、ディスプレイコンテスト上位が発表され、グランプリ・ヒノデワシ、準グランプリ・シード、3位・日本理化学工業、4位・サンビーが表彰された。文紙フェア大賞1位は、トーヨーの「超難解折紙」だった。顧問5名の退任式も行われた。
【2019年新春文紙フェア大賞ベスト10】
1位 トーヨー(超難解折紙)
2位 マグエックス(耐水メールバッグ「タフブロック」)
3位 北星鉛筆(日本式鉛筆削り 634)
4位 コレクト(木製クリップボード)
5位 デビカ(「よいこのおどうぐばこ」キャリーバッグ)
6位 日本ノート(集中力UPドリルノート)
7位 オート(ノノック 限定モデル)
8位 バックストリートファクトリー(千代切紙3種アソートセット)
9位 サンビー(名刺入れ ダブルフェイス)
10位 日本理化学工業(キットパス for バス おえかきボード)
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2019年01月12日
新春文紙フェアを開催 文紙フェア大賞にトーヨーの「超難解折紙」
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