仙台市の文具店37社が実行委員会をつくり、市内の大手法人ユーザーなどを対象にした文具オフィス用品と生活趣味雑貨の展示会「NEWステーショナリーフェア」が、8月4日午前10時30分から午後7時まで、仙台駅近くの仙台市情報産業プラザ・アエル5階展示ホールで催された。
2000年に第1回をスタート、途中2011年は東日本大震災のため中止したが今年で7回目となる。回を重ねるごとに来場者が増え、今年も動員予測を上回る2144社2284名が来場登録した。
キャッチフレーズは前回に引き続き「来て・見て・触って・とくする市」。
午前10時の開会式でフェア実行委員会を代表して松本事務機・松本信一社長が市内有力店代表と並び、「回を積み上げるごとに評判が広がり、我々の納品先顧客の関心が高まってきた」と挨拶、76社の出展メーカーを代表してニチバン・須藤孝志専務が「暑さに負けず元気のいい応対に徹しよう」と祝辞をおくった。
フェアを支援する仙台山三・円谷正蔵社長は「参加販売店さんの集客力をしっかりサポートします」と述べ、開会。
実行委員会加盟の販売店は案内状を送った納品先の法人担当者の来場を待ち構え、会場入り口に待機して展示製品やイベントコーナーを案内した。
会場には定番の有名ブランド、秋冬シーズンへ向けて開発したアイデア製品、また世間の評判を集め、本格実用に応える「ドローン」(無人機)、カラフルなライティングでレストランや広場で耳目を集めるプロジェクションマッピング、その場で名入れできる会津塗りの箸(700円~1000円)など、および8メーカーから協力出品された1000アイテムを超えるアウトレット特価商品、家庭で簡単セットできる低温サウナ(コロナ)など、各所に人だかりができた。
また体験コーナーでは、ゼブラ(1人だけのペン作り=サラサクリップ)、クツワの大人の人気ホビーのプリントプラバン、人気が続くカモ井加工紙のマスキングテープ(MT)、ぺんてる、ゼブラの名入れサービスも人気を集めた。
時間帯では午前10時30分の開会から正午までに来場したユーザーは571名、総来場者(2284名)の4分の1が来場、午後5時~終了の7時までの入場は30%近い670名だった。
フェアは午後7時、実行委員の荒木和之・仙台大気堂社長の感謝のことばで終了した。当日ユーザーが持参した顧客名入り封筒は各販売店に戻され、直ちに販促受注活動に活かされる。
前日3日午後1時30分から同6時まで、仙台山三が運営する販売店勉強会と仕入市「とくする見本市」が同会場で開かれた。東京などの見本市に参加できない販売店社員にとって絶好の製品検討と情報収集の機会だけに、来場した115社190名は熱心に会場を見て回り、仕入高3850万円と前回比から伸長した。
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2015年08月17日
仙台でNEWステーショナリーフェア 酷暑関係なし!2284名が訪れる
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