筆記具市場のグローバルブランド、パーカーとウォーターマンがともに創業130周年、125周年となった今年、国内発売元のニューウェル・ラバーメイド・ジャパン（松尾昌典社長）のライティング事業部が9月25、26日の2日間、千代田区の新オフィス披露を兼ね「オープン・オフィス・デイズ」を催した。

　同社が扱う筆記具、生活雑貨、幼児具など14ブランドの中から代表的製品を展示した。

　注目を集めたのは、パーカーペン125年を記念して18金ボディにダイヤモンド16個をちりばめた「DUOFOLD Giant 125th Limited Edition（デュオフォールド ジャイアント 125th リミテッド）」（税込420万円）。ベテラン職人が1つ1つ手作業で埋め込んだ製品だ。

　「デュオフォールドはパーカーペン125年の歴史で最も有名で、マッカーサー元帥の太平洋戦争終結の時や米ブッシュと露エリツィン両大統領が軍縮会議に署名したときのペン。同製品は全世界限定125本を発売し、日本では12月に発売する」（同社広報）。

　フェア会場ではその他、パーカー5thのインジェニュイティ新製品やウォーターマンのカレン・デラックス（税込3万1500円～4万7250円）などが展示され、2日間にわたって関東、関西地方の代理店、専門店、デパートのバイヤーなど約300名が訪れた。

　125周年記念の「デュオフォールド ジャイアント」はペン先に18金ロジウムプレート仕上げ（ジャイアントサイズ）。ボディ、天冠、天冠リング部、キャップリング部に18金（金の使用量60g相当）。ボディの作りは、ブラックの樹脂にシズレパターンの18金ケースを被せている。クリップは23.3金ゴールドプレート仕上げ。ダイヤモンドは0．56カラット、キャップに8個、ボディに8個の16個で装飾。長さ163mm、軸径23mm、重さ90g、尻軸にシリアルナンバーを刻印。


ニューウェル・ラバーメイド・ジャパン【新オフィス概要】

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