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2024年09月15日

日販と中三エス・ティ 共同商談会「Discover New Items 2024 Autumn」開催

日販の文具雑貨商品本部長 兼 中三エス・ティ代表取締役社長の長豊光氏

大きく開いて取り出しやすい、LIHIT LAB.の「コングレスケース(タテ)」

 日本出版販売(日販、奥村景二社長)とグループの中三エス・ティ(⻑豊光社長)が9月13日、共同商談会「Discover New Items 2024 Autumn」を東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で開催した。

 開会式冒頭、日販の文具雑貨商品本部長と中三エス・ティ代表取締役社長を兼任する長豊光氏は、「今年10月には新たな物流センター「N-PORT新座」が稼働します。日販グループには文具・雑貨を扱うお取引先様が1,000店舗以上あり、そのお店様に商品を届けるために、持続可能な物流基盤を整えてまいります。今年8月の弊社お取引書店様店頭における文具売場の売上は、18か月連続で前年を超えました。そしてこの9月、日販は9月10日に創業75周年を迎え、同じく中三エス・ティも9月1日に60周年を迎え、奇しくも両社にとって記念すべき月となりました。本日の商談会が、皆様とともに成長を続け、この先10年20年、さらに100周年を目指していくための新たなスタートの場になるように、頑張ってまいりたいと思います」などと今後の展望を語った。

 またクツワ代表取締役社長の寺浦浩之氏は、「日銀が2026年までに金利を1%程度まで段階的に引き上げると発表していました。これから住宅を買う方や、あるいは企業経営者であれば本社や物流センターの建て替えの際にお金を借りることになるので、これはとても大きな話だと思います。本日の商談会は、私たちメーカーが場所をお借りして、数時間の間にたくさんの小売店・バイヤーの方とお話しでき、営業にかかる時間を大幅に短縮することができるので、出展料を金利に置き換えると、決して高くはないと考えます。それを実現するためには営業努力が必要ですので、メーカーの皆様には、新商品だけでなく既存の売れ筋商品も、しっかり紹介していただければと思います」と商談会の魅力を熱く語った。

 同商談会としては初の2フロア開催となり、当日は文具メーカー133社が出展。新商品や季節商品、店頭企画コーナー向けの雑貨など、幅広い商品を展示した。また出展メーカーのほか、中三エス・ティがトレンドに沿ってピックアップしたメーカー製品を展示する「中三コーナー」や、本と一緒に使いたい商品を集めた「Book with…」ブースなどでもさまざまな商品を提案した。

 会場には約450名の業界関係者が来場し、情報収集や商談などでおおいに賑わった。(K)

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