広域文具流通のエコール流通グループ(ERG、渡部秀嘉社長)は9月26日、19日(金)、20日(土)の2日間、東京・大田区の東京流通センターで開催された「第121回エコール秋の大見本市」の結果速報を発表し、売上、来場者数とも目標を達成した。
出展社数は136社(コマ出展114社、イベント館25社。3社の重複を除いた合計)で、来場店数は 1424店(昨年比101.6%、計画比100.3%)、随行者も含めた総来場者数は2372人(昨年比104.1%、計画比101.4%)、売上50億8,000万円(昨年比101.3%、目標比101.2%)と、いずれも計画を上回った。
同グループが提案の場として毎回力を入れているイベント館では、3つのテーマ「見て触って!話題の文具」「未来を創る防災のカタチ」「明日から使えるあの話・この商材」に分けて案内。
中高価格帯のシャープペンシル12本を書き比べできる「人気の高級シャープ実体験」や「非常用浄水器」「AIによる自動文字起こしサービス」など、実際に試したり、実演を見るコーナーもあり、多くの販売店に価値ある情報を提供した。
ショートセミナーは2日間で計5本開催。文房具の魅力、SNS活用から防災まで、それぞれの講師からの話を聞けるとあって、想定を上回るのべ145人が聴講した。
特に文具プランナーの福島槙子さんによる「出店各社のイチオシ文房具」の紹介や、文具王の高畑正幸さんからの「世界も注目する文具の底力」では、熱心にメモを取られる人の姿も見られた。
今回の見本市は「伝統と革新が織りなす新時代のカタチ」のテーマを踏まえて、出展社に3つの企画「①出展社の商品の伝統と革新を表現した PR パネルの作成・展示」「②ご来場社様が商品を実際に触って試すことができるブースの展開」「③自社商品を使い制作した作品例・使用例とPOPをブースに展示し、売り方を提案していただく」に協力いただいた。
ある出展社ブースでは、ロングセラーペンの開発秘話や進化を紹介したパネル(①)と、それを使用した日記の展示(③)と、試し書きブース(②)というように、①②③をまとめて展開されるブースもあった。
また、別の出展社ブースでは、柱4面を使い、自社や商品の歴史を動画、年表で紹介(①)、最後にお試しブースを展開(②)していたブースもあった。
それぞれに工夫を凝らした展示方法で、販売店からは「商品の理解が深まり、試すこともできてよかった」など好評だった。
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2025年09月27日
「第121回エコール秋の大見本市」目標達成! 工夫を凝らした展示方法に販売店から高評価
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