日本の文具メーカー約70社が出展する日本最大級の文具と紙製品の祭典「文紙MESSE2024」が、8月6日(火)~7日(水)大阪市中央区のマイドームおおさか1階~3階で開催され、昨年を上回る集客があった模様だ。
文紙MESSE協議会(一般社団法人大阪文具工業連盟、大阪紙製品工業会、中部文具工業協同組合)が主催した。「WEB文紙MESSE」も7月1日~8月31日で開催された。
「文紙MESSE2024」は、業界の関係者だけでなく一般人も来場できる、見て、触って、交流して、買うことができる文具イベント。
今年のテーマは「推」!。会場では最新の文具・紙製品・画材にほか、新領域の文具も紹介され、夏休み中の家族連れや女性客などで賑わった。
初日の会場ではコト体験を楽しむ光景が広がった。
2階のコクヨブースでは、「なぞときチャレンジ」を展開。会場の各パネル展示に隠されたヒントから、キャンパスノートの総販売冊数など7つの設問に挑戦する宝探しのようなイベントには、子どもに交じって大人も夢中になっていた様子。
3階のサクラクレパスグループでは、試し書きからワークショップまでコトのリアル体験に多くの来場者が参加した。場内を周り6つのスタンプを集めるスタンプラリーも出展者との接点につながりり効果的だった。
またコラボレ―ション企画として、大阪ジュニアバンドの協力演奏、大阪市消防局の起震車体験イベント、大阪市立図書館の絵本イベント、アニメの森のストップモーションアニメ体験イベントなども行われたほか、ショッピングゾーンを設け、出展メーカーの商品を販売した。
さらに、文具エキスパートである、文具ソムリエの石津大氏、元祖文具オタクの官浪伸次氏、文具営業専門家の寺西廣記氏の3氏による、特別企画「ぶんぐの匠」が2階の特設会場で二日間にわたり開催された。
6日10時から大阪ジュニアバンドの演奏とダンスで華々しく開会式が始まり、文紙MESSE協議会黒田章裕代表幹事が挨拶、その後16人によるテープカットで開会した。
7日16時から日本文紙MESSE大賞の発表及び表彰式が行われ、閉会式にて終了した。
次回の「文紙MESSE2025」は2025年8月5日(火)~6日(水)にマイドームおおさかで開催される予定。
追記(2024/8/20)
文紙MESSE協議会は8月19日開催結果の最終版を発表し、来場者数は前年(6445人)比105%の6776人だった。内訳は業界関係者1307人、一般来場者5469人。出展者数は76社で会場が74社、Webのみが2社。
なお「WEB文紙MESSE」は2024年8月31日まで開催中で、その後に閲覧数が発表される。
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2024年08月07日
「文紙MESSE2024」が盛会 文具と紙製品の祭典 来年は8月5日(火)~6日(水)開催
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