店頭向け提案型文具卸のエムディーエス(蔀聡志社長)は7月4日、東京都港区の都立産業貿易センター浜松町館で「文具チャンネルマーケット」を開催した。2022年の秋に従来の「MDS商談会」から名称を変更し、位置づけを「小売店にとって『新製品情報取得のオープンな場』であり、商談会であり、展示会でもある場」としている。
今回は126の事業者が出展。そのうち「ミキプロセス」、「UROCO+」、「ワールド商事」、「キースプランニング」の4社が初出展したほか、「吉田次作商店」、「EPIS」、「ケー・イー・アイ」の3社が、同社と取引のない企業へ商品紹介の場を提供する“トライアル”として参加した。
また前日夜には、同社がInstagramで運用する「文具チャンネルマーケット」のアカウントからインスタライブ(Instagramのアプリを利用した動画の生配信)を行い、業界外の一般ユーザーも含めた全てのフォロワーに向けて、出展メーカーのうち15社の新商品やオススメ商品などを紹介した。
蔀社長は午前8時45分からの開会式で、「世界に日本の文具の素晴らしさを伝えていくため、前日にインスタライブを行い3000人くらいの方に観ていただいた。また、アカウントのフォロワーは2万人を超えた。少しでもメーカー様の売上に貢献できるよう取り組んでいきたい。また、7月から27期を迎えたが、前年の26期は売上が110億円となり前年比106%で終了した。各メーカー様のご協力があってこそ。改めて感謝を申し上げたい」などと挨拶した。
会場には各メーカーブースのほか、「トレンド提案」や「営業提案」、「ECサイト用動画作成」、「VR提案」など、商品提案のための営業や広報に役立つコーナーを設置。トレンド提案コーナーでは、20〜30代女性に流行中の“平成レトロカワイイ”商品を提案する「カムバック!平成カワイイ」ブースや、店頭販売促進の提案として社員が選んだ推し商品の情報をデジタルサイネージと会場提案で届ける「推し10(オシテン)提案」ブースなどが設置され、文具店などの仕入れ担当者などでおおいに賑わい、活気ある場となった(E)
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2024年07月07日
MDSが文具チャンネルマーケットを開催 小売店に向け新製品情報取得のオープンな場を提供
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