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2024年01月31日

プラス、新たな流通卸「業態卸」へ 姫路のヒメプラと資本業務提携

 プラス(今泉忠久社長)は家庭日用品などの卸業ヒメプラ(兵庫・姫路市、村角昇社長)と2023年12月8日付で資本提携契約を締結し、2024年1月31日にプラスが出資金の払い込みを完了したと発表した。

 両社における上記の取組みによるシナジー効果を最大限に発揮するため、プラスはヒメプラに33.4%の大株主として資本参加し、一定期間内にプラスのヒメプラ株式保有比率を50%超に引き上げる予定。

 姫路市に本社を置くヒメプラは、1955年設立、従業員数は197名(同社HP)。全国の大手小売業・各地の工場・食品/外食関係企業等に、生活雑貨や産業用資材・店舗用資材などを販売する。

 一方プラスは、社内カンパニー、ジョインテックスが全国5500に及ぶ文具販売店を通じて、官公庁、法人、学校、介護福祉施設等に、文具事務用品・日用品などのオフィス用品他を販売する。

 またプラス子会社の妙高コーポレーションと大平紙業は、全国量販店に文具事務用品・生活雑貨の販売を行っている。

 両社は今後、生活雑貨、文具事務用品の国内市場が縮小する現状を踏まえ、双方が新たな流通卸として従来の「業種卸」から取引先である販売店や量販店の業態店化をサポートする「業態卸」への転換を図り、強固な成長基盤を作ることを目指す。

 そのため、生活雑貨、文具事務用品両分野における流通での重複行為の削減と営業効率の改善を行い、社会最適なビジネスモデル構築に取り組む。

 具体的には、「両社が活用中のデータ分析ツールの最大限活用」「取扱商品の相互展開・販売による品揃えの拡大、営業力の強化」「物流業務における重複行為の削減による最適物流の追求」により競争力強化を図り、新たな利益を創造する。

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