プラス(今泉公二社長)は、介護福祉施設専用デリバリーサービス「スマート介護」で、亀田総合病院(千葉県鴨川市)の医師2名が監修したカードゲーム「もしバナゲーム」を4月21日から受注開始、先行販売する。
「もしバナゲーム」は、“もしも余命があと半年と言われたら…”と仮定した場合の“もしもの話(もしバナ)”を身近な人たちと話し合うためのカードゲーム。
終末期医療における医師・患者のコミュニケーションツールとして米国で開発された1~2人用の「Go Wish Game」を日本語に翻訳し、新たにレクリエーション要素を取り入れた4人用ルールを考案・追加した。
4人での遊び方は、まず余命わずかの想定で、人生の最期に自分が大切にしたいと思うものを、35枚のカードから選びます。つぎに、そのカードを選んだ理由(捨てた理由)を参加者同士で話し合う。
「人生の最期にどう在りたいか」は多くの人にとって大切なテーマだが、「縁起でもないから」という理由で敬遠されがち。
しかし日常のレクリエーションの中で身近なゲームとして取り入れることによって、自分の価値観を知り、それを他人に理解してもらうきっかけになる。
同ゲームを監修した、疼痛・緩和ケア科医長・蔵本浩一医師、同在宅医療部医長・原澤慶太郎医師は、「私たちは普段、周りのみんなも同じように考えているに違いないと思いがちです。でも実際に生や死については話し合ってみると、その捉え方や価値観は本当に十人十色です。このカードは、何らかの病を患う前に、人生の早い段階から、そんな難しい話題を考えたり話し合うきっかけとなるはず。プラスの介護福祉施設専用デリバリーサービス『スマート介護』を通じてこのゲームに親しんでいただき、多くの方にとって“今をより大切に生きる”きっかけになれば幸いです」とコメントした。
価格は税抜2000円(スマート介護販売価格は同1800円)。
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2017年04月22日
人生の最期にどう在りたいかのカードゲーム プラス、介護ルートで販売
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