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2016年08月03日

来て見てさわってー、New Stationery Fair 2016仙台に2510名来場

法人・個人ユーザー問わず、旺盛な好奇心で盛り上げ、来場2500名超える

 仙台市の文具店38社が実行委員会をつくり、市内の大手法人ユーザーなどを対象にした文具オフィス用品と生活趣味雑貨の展示会「NEWステーショナリーフェア」(Newステーショナリーフェア実行委員会主催)が、8月2日午前10時30分から午後7時まで、仙台駅近くの仙台市情報産業プラザ・アエル5階多目的ホールで催された。

 同フェアは2000年に第1回をスタート、途中2011年は東日本大震災のため中止したが今年で8回目。回を重ねるごとに来場者が増え、今年も動員予測を上回る2255社2510名(前回比116.1%)が来場した。

 テーマは例年通り「来て・見て・触って・とくする市」。

 午前10時の開会式でフェア実行委員会を代表して仙台大気堂・荒木和之社長が市内有力店代表と並び「ネット販売などユーザーの購買機会が増える中、わざわざ来場されるお客様へしっかり対応を」と述べ、70社の出展メーカーを代表してショウワノート・片岸茂社長が「最近のポケモンGOの爆発人気をわれわれも引き寄せよう」と挨拶。フェアを支援する仙台山三の新社長に就いた長谷川孝典社長は「ユーザーは今大きな好奇心と関心で文具製品を詳しく知りたい、このフェアでその期待に応えよう」と述べ、開会した。

 会場入り口は開場を待つ来場者が列をつくりどっと入場。一時は身動きができない状態だった。実行委員会加盟の販売店38社のセールス担当者は会場入り口に待機して、案内状を送った納品先の法人担当者の来場を待ち構え、展示製品やイベントコーナーを案内した。

 会場には定番の有名ブランド、秋口シーズンへ向けて開発したアイデア製品などや、ユーザーが直接さわって製品の機能やデザインを確認する多様なデモコーナーを設けた。

 なかでも電子文具系のマックス(切り文字)、キングジム(撮って単語のイミシル)、ブラザー販売(多様なリボン作成とカッティングマシン)のデモと、印鑑印章系のシヤチハタ(オスモ、わたしスタンプ)、筆記具系ではぺんてる、ゼブラ、会津塗りの箸の名入れサービス、また例年のように当日会場特価のアウトレットは100円からはじまり、10万円強の大手メーカーブランドのレーザープリンンターが4万8000円など、1000アイテムを超える品揃えで大人気。さらに仙台山三が地元企業の健生と提携してスタートする健康ビジネスでマッサージ体験コーナーには順番待ちが出たほどの人気だった。

 時間帯では午前10時30分の開会から正午までに来場したユーザーは434名、総来場者(2510名)の17.3%、午後5時~終了の7時まで2時間の入場は30%を超える797名だった。経験値の来場予測で主催者側の迅速対応がとられた。

 フェアは午後7時、実行委員であるマサミコーポレーション・高橋社長の挨拶で終了。当日ユーザーが持参した顧客名入り封筒は各販売店に戻され、直ちに販促受注活動に活かされる。

●前日に勉強会と仕入市
 
 フェア前日の1日午後1時30分から同6時まで、仙台山三が運営する販売店勉強会と仕入市が同会場で開かれた。東京などの見本市に参加できない販売店社員にとって絶好の製品検討と情報収集の機会だけに、115社195名が出席、熱心に会場を見て回り、仕入れも3880万円と前回を超える(107%)伸び方だった。

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