文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。

文マガ 文具流通マガジン

谷川商事株式会社

文マガ 文具流通マガジン

ホーム > ニュース

ニュース

谷川商事株式会社

ニュース

2016年05月21日

レイメイ藤井、2017ダイアリー新作を展示 震災応援プロジェクトも発表

震災復興応援プロジェクトの展示

熊本は必ず復活すると藤井社長(中央)

 レイメイ藤井(藤井章生社長)は、5月18日~20日(午前9時30分~午後5時)、江東区森下の東京本社3階ショールームで「2017 DIARY FAIR」を開催。平成28年熊本地震により熊本本店が被災した同社は、全国からの多大な支援へのお返しとして、震災復興応援プロジェクトを発表した。

 2017年ダイアリーは、「conti - NEW(コンテニュー)」をコンセプトテーマに、新しいライフスタイルへ向けての進化、継続することで生まれる価値に標準を定め、個性豊かな製品を提案する。SKU合計は299。8月から発売する。
 
 システム手帳&リフィルでは、こだわりの本革を一新した「ダ・ヴィンチ」システム手帳をカタログの最初で紹介し、リフィルの大きさにサイズを限りなく近づけ、携帯性を極めた「ジャストリフィルサイズ」を追求する。若者がカジュアルに着こなせる「セレクトリフィル」シリーズを紹介し、自由な組み合わせでオリジナルのシステム手帳を作る手帳術も提案する。

 ダイアリーでは、トラベルにも最適なA5スリムサイズが、「マルチカバーダイアリー」に新登場。ロングセラーの「タックダイアリー」が本革とのコラボレーションに挑戦。最新トレンドカラーを反映した「ノフェスダイアリー」。新コンセプトの「ショートサイズダイアリー」など、豊富に展示した。

 昨年に引き続き、卓上カレンダーとして、伝統技法とモダンアートが織りなすデザイン「博多活版」2017年カレンダー(花鳥風月、アニマル、エンゼルの3柄)を発売する。

 また、手足を曲げて好きなポーズを作ることができる、人気のLEDブックライト「ライトマン」に新製品「NEWライトマン」を発表。コイン型電池で約72時間の連続点灯時間を実現する。

 さらに自分に必要なページで作り上げられるシステム手帳・リフィルタイプのエンディングノートを8月から発売する。

 売場提案では、店頭POPから陳列ディスプレイまで、商品に合わせた売場演出を行った。フェアには、3日間で250社600名が来場した。


 19日午前11時からのプレス発表で、藤井社長は熊本地震に対しての全国からの支援に感謝した。

「当社は熊本が発祥の地で、登記上の本店も熊本にある。今回の地震では、幸い人的被害はなかったが、社屋の一部が壊れ、在庫の荷崩れなどの被害も発生した。被災した社員の何名かは仮住まいから出社。また法人のお客様で被災されたところも多く、大変なご苦労をされている。その中で、全国から、心配の声を寄せていただき、お見舞いの気持ちをもらい、励ましの声をいただき、大変感謝している。当社は連休中に社屋の修復や在庫の整理を完了し、連休明けにはほぼ通常業務に戻っている。社業をしっかりと取り組むことが、地域復興につながる。熊本は必ず復活するので、落ち着きを取り戻したらぜひ来ていただきたい」。

 6月期業績では、想定外の地震があったが、売上高はほぼ前年並みを見込む。地震前はほぼ目標通りだった利益は、第4四半期の残りで地震によるロスを取り戻す。今期は中期経営計画「RIC2014-2017」の最終年度。今年7月からスタートする次期中計は昨年10月の持株会社体制への移行をうけて、「NEW FORMATION 2019」と名付け、今後骨子を詰める。

 また、文具製販事業部の井上俊哉常務は、「当社約530名の社員・スタッフの半分は熊本出身で、ダメージは大きかった。インフラ復旧を含めてエールをいただいた全国の皆様の支援には感謝している。いただいたご恩をがんばって返していきたい」と話した。

 同社は、2017年版ダイアリーの売上の一部を東日本大震災や熊本地震の被災者の支援に役立てる義援金として寄付する「震災復興応援プロジェクト」を行う。2017年4月に同社ホームページで公表する。

[最近の記事一覧]

過去のニュース一覧


TOP