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2016年03月25日

小学生が描いた「文房具図鑑」が書籍化 各メディアで話題沸騰

小学6年生の文具愛が爆発している文房具図鑑

著者の山本健太郎君(中央)。イベント前日が卒業式で、卒業式で着たという羽織袴姿で登場した

 文具マニアの小学校6年生の山本健太郎君が夏休みの宿題として提出し、各メディアで取り上げられた「文房具図鑑」がこのほど書籍化され、3月25日にいろは出版から発行される。すべて手書きで、実物大に描かれた文具のイラストと細かい解説がびっしりと掲載され、文具業界で大きな話題を集めている。3月19日に都内で出版記念イベントが開かれ、山本君も出席した。

 出版されたのは「文房具図鑑 その文具のいい所から悪い所まで最強解説」。112ページ、掲載アイテムは168個。価格は税抜1500円。

 山本君は、夏休みの宿題として、文具の使用した感想や特長をイラストとともに描いた図鑑を制作。完成した図鑑を行きつけの文具店に持っていたところ、店主がSNSに図鑑の写真を投稿し、一気に拡散され、話題となった。テレビ番組やウェブメディアにも数多く取り上げられ、今回の書籍化が実現した。

 図鑑に描かれたイラストはほぼ実物大で、使用感やおすすめのポイントなどを紹介。時には鋭い指摘も交え、読み応えのある図鑑に仕上がっている。図鑑に掲載された文具に、ほぼ全メーカー(36社)がコメントを寄せ、山本君の解説に一喜一憂している様子がうかがえる。

 出版記念イベントには、掲載された文具のメーカー関係者やファンなどが来場。山本君は「夏休みの宿題なので、自由に書いていっていたが、今回出版という話になり、(メーカーがどう思うのか心配で)まずいと思った。メーカーも批評を受け止めてくれたようでよかった」とコメントすると、会場は笑い声に包まれた。メーカーとの対談やサイン会もあり、イベントは大盛り上がりだった。

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