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2016年01月09日

フェア大賞金賞にオート「ガチャペロ」 新春文紙フェアに1,249名

文紙フェア大賞を発表

一部アジアからのバイヤーも来場した

 文具・紙製品メーカー51社が集結した通算21回となる「2016新春文紙フェア」(ステーショナリー情報委員会主催)が、1月7日~8日(初日午前9時~午後6時、2日目午後5時まで)の2日間、東京都台東区柳橋の共和フォーラムで1階から5階フロアを使用して開催され、2日間で1,249名(初日711名、2日目538名)が来場した。前年同期比1.4%増だった。

 2016年最初の文具業界見本市となる同フェアは、天候に恵まれ、他会場での展示会開催が3会場と影響も少なく、多数の来場者があり、2日間とも積極的な商談が行われた。

 出展社は51社で、従来の3フロアでの開催は手狭な状況で、今回は5階を追加、4フロア展示で開催。誘導に関して不安があったが、初日は5階から混み始め超満員の様子で、700名を超える来場者数で活気のある商談が行われた。

 2日目も前日に較べると来場者は若干減少したものの、切れ目なく来場が続き、他会場との開催バッティングの影響が少なく、各社ブースに時間をかけて、じっくりと商談が行われた。

 出展社から年間テーマを募集。2016年は【Something New_新しさの創造-「あっと!」と発見。「いいね!」がいっぱい。】のPOPを会場内に掲げた。

 来場者にたくさんの「いいね!」を見つけてもらうツールとして、「いいねシール」を配布。商品、接客等に「いいね」を探してもらい、出展各社の「いいねシール」ボードにシールを貼る演出も行ない、SNS感覚の楽しい雰囲気つくりが効果を生んだ。

 また、来場客と出展社が参加して「皆で選んで頂く、文紙フェア大賞」を開催。出展社一押しの商品を「売りたい!」、「売れるだろう」の視点で選んでもらったほか、出展社の新製品を紹介する「新製品商品コーナー」を設置、「アウトレットセール」「INBOUND商品コーナー」「マイナンバー対応商品」も展示した。

 「スタンプラリーカード(20社)」は、出展社と来場客の商談の接点を作るものとして「いいねシール」と合わせ実施し、多数が会場を回り、フルスタンプのお客様が多数いた。特別賞は10点用意した。

 インターネットの申込件数は276件(前年同期比15件増)と増加。来場者比22.1%(同0.9%増)と来場喚起の手法として大きなツールとなり、年明けから開催直前までの4日間(1月3日~6日)で全体の33%が申し込みと、同期間の申し込みが多く、リピーターが目立った。

 7日午前8時40分の開会式で高橋和久代表幹事は「51社が出展し、5階フロアも使う。新たに設けたテーマに沿って、いいねシールも導入する。今年非常に大切なことはヒューマン・イノベーション。すべての部分で人が一番大切。物事が進むのも人が挑戦するのも、人の気持ち次第。ここにいる全員の力で前に進
める会にして、お客さまからたくさんのいいねを集めたい」と挨拶し、大山幹事の一本締めで開会した。

 2016夏の文紙フェアは7月13日(水)14日(木)、2017新春文紙フェアは2017年1月11日(水)12日(木)、いずれも共和フォーラムで開催する予定。

 8日午後3時に2階会場で、出展社新製品の中から、金銀銅の各賞を選ぶ「皆で選ぶ文紙フェア大賞」が発表され、第1位(金賞)に「ガチャペロ」(オート)が選ばれた。

 第2位(銀賞)は、ホワイトボード専用書道セット「筆タッチ」(馬印)、第3位(銅賞)は、「ノートケース付きパックノート」(アピカ)、「連番荷札」(オープン工業)、「寿司はんこケース」(サンビー)だった。

 またこれに先立ち、年間テーマ賞も表彰した。101件の中から【「あっと!」発見。「いいね!」がいっぱい。】が選ばれ、合作提案者のエーワン小野靖子さん、オープン工業金井咲子さんの2名が表彰された。


【2016年新春文紙フェア大賞 ベスト5】

金賞   スタンドガッチャック「ガチャペロ」(オート)
銀賞  ホワイトボード専用書道セット「筆タッチ」(馬印)
銅賞  「ノートケース付きパックノート」(アピカ)
「連番荷札」(オープン工業)
「寿司はんこケース」(サンビー)

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