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倉敷のクラブンが60周年 ジョージ伊澤が語る「信を積む」とは

2011年05月26日

クラブンの総帥、ジョージこと伊澤社長(5月20日岡山プラザホテル) 

来賓で挨拶したコクヨ黒田社長は、『クラブン創業60年記念誌』の巻頭インタビューにも登場

 倉敷市に本社を置く、大手納品業クラブン(伊澤正信社長)が今年3月で創業60年を迎え、5月20日岡山市内のホテルで記念式典を行った。ジョージこと伊澤社長が、次の60年を見据え、語った「信を積む」とは何か。

 クラブンは、昭和26年3月、故伊澤孝人氏が倉敷市で文房具、紙製品の卸売小売業として創業したのが始まり。

 その後、事務機器部門の開設や、本社ビル竣工、岡山営業所開設など、オフィスディーラーとして順調に業績を伸ばしてきた。

 クラブンが全国的に注目されるようになったのが、今から16年前の平成7年11月に倉敷市に売場面積200坪で出店した大型文具専門店「うさぎや」だ。

 それまでの小売り部門を独立させ、CDや書籍はあえて扱わず文具に特化した郊外型の大型文具専門店は、当時日本にない業態で、業界の誰もが「失敗する」と疑問視した。

 ところがフタを開けてみれば、オープン5日間で2万人が訪れ、開店月だけで5000万円を売る繁盛店に。その後、店舗網を拡大し、現在までに岡山市内3店を含む4店舗を展開する地域一番店として認知され、そのすべてが売場面積150坪以上と広い駐車場を兼ね備えた大型店だ。

 店舗があることでの信頼感が納品業にもシナジー効果を生み、「ここ数年だけでも新規口座が毎月100件ずつ増えている」(伊澤氏)と、景気低迷の中にあって、「業界では珍しい、情熱を感じさせる企業」(業界関係者)と、高い評価を得ている。

 創業60周年記念の感謝の集いには、地元岡山を中心に全国から298名が出席。

 伊澤社長は、「創業者が個人商店から始めたクラブンも創業60年。その間にやってきたことは何かと振り返れば、信頼、信用、信念。その一つ一つを丁寧に積んできた」と、60年は「信を積む」歴史だったと説明した。

 その上で、「次の60年はネクスト60ではなく、違った質の60年という意味合いで、『Challenge to another 60(別の60年への挑戦)』と名付け、積み上げていきたい」と語り、大きな拍手で迎えられた。

 その後、コクヨ黒田章裕社長と伊東香織倉敷市長による来賓挨拶、神楽坂芸者による雅の世界、同社60年の映像紹介、ジョージ伊澤氏子息の伊澤啓太郎氏所属のトリオ「あっぱ」によるライブと、3時間にわたり式典を祝った。


 

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