防災・省エネ製品などが出展する日本最大のオフィス展
「オフィス総合展 2011」(リード エグジビション ジャパン主催)が、5月11日~13日まで、東京ビッグサイト西ホールで開催され、3日間で2万9032人が来場。防災意識の高まりや節電を訴求するブースに来場者の関心が高まった。
同展は、第6回オフィスセキュリティEXPO(OSEC)、第5回オフィス防災EXPO、第2回エコオフィス/エコ工場EXPO、第1回オフィスサービスEXPOの4展示会に400社が出展し、企業の総務、管理部担当者などが比較検討・導入を目的に来場した。
東日本大震災の発生をうけて、オフィス防災EXPOでは、社員緊急避難対策品の紹介や普段はベンチで、いざという時にはトイレになる設備、水も電気も不要で温かな食事ができる保存食、オフィス内で備える防災用品などへの関心が高く、来場者で混雑した。
震災で見直されている分野もある。携帯電話が繋がらなかった中で、無線設備を備えていた企業はいち早く連絡を取り合うことが出来ていた。この状況を踏まえて、縮小気味だったトランシーバーなど無線通信が見直される傾向で、会場内でも販売企業が積極的に紹介した。
また電力不足の今夏に向けて節電・省エネを商機と捉える企業からは、電力使用量を「見える化」するアプリや電力消費量をエアコンの7分の1に抑える、気化熱を使用した涼風装置などを紹介し、ブースに人だかりが出来た。
コクヨグループは、防災用品「ソ・ナ・エル」やLED照明導入の提案、XVDコミュニケーションシステムなどを紹介し、キングジムは造花のレンタル・販売事業、マックスはメーリング機器などを紹介した。
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2011年05月12日