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2023年05月31日

日販グループ、学研ステイフルを連結子会社化 今年7月

(左から)日販奥村社長、日販GHD吉川社長、学研ホールディングス宮原社長、学研ステイフル福本社長

日販オリジナル商品のFonte(フォンテ)

 日販グループホールディングス(日販GHD、吉川英作社長)と日本出版販売(奥村景二社長)は、学研ホールディングス(宮原博昭社長)及び子会社の学研ステイフル(福本高宏社長)と、5月31日に資本業務提携並びに株式取得に関する契約を締結したと発表した。

 日販が、学研ステイフルの発行済株式のうち51%を取得し、学研ステイフルは7月1日から、日販グループの連結子会社となる予定。

 日販は、書籍取次を取り巻く環境変化が厳しい中で、文具・雑貨など生活の中の多様なニーズを満たすアイテムの取り扱いを拡充している。

 文具・雑貨の流通だけに留まらず、自社のオリジナル商品の開発や、日販セグモによる「文具女子博」の開催など、事業領域の拡大を続けている。

 2022年度には、営業・流通機能を一層強化することを目的に文具雑貨商品本部を設立するとともに、それまでグループ会社の中三エス・ティ(東京・台東、小林正史社長)が主として担っていた文具のメーカー仕入機能を承継する形で、文具一次卸会社となり、メーカーとの関係強化を図り、文具・雑貨商材のさらなる店頭展開を推し進めている。

 一方、学研ステイフルは「Gakkenニューブロック」などの知育玩具や、カレンダー、キャラクター文具など文具雑貨の企画製造を行っており、日販はメーカー機能の強化・商品ラインアップの拡充を図り、書店店頭の集客力向上を高めていく。

 さらに学研グループと協働し、ITの力で、書店におけるリアルとデジタルを融合した新たな場を創出し、生活者の「学び」に対する新たなアプローチを提案していくほか、グローバル展開などでも協力していく。

 日販の出資後は、日販出身の野口瑞穂氏が学研ステイフル社長に就く予定。

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