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2023年01月17日

新春を飾る文紙フェア 旬の商品を展示 大賞に「おひるねまくら」(日本理化学工業)

混雑する会場(11日午前)

「第26回文紙フェア大賞」表彰式の様子

 文具メーカーなどで構成する、ステーショナリー情報委員会(口分田尚志代表幹事)は、最新の文具や紙製品、雑貨などを展示する「第35回2023年新春文紙フェア」を1月11日~12日、東京・柳橋の共和フォーラム4フロアを使用して開催し、行動制限のない中、旬の商品を見て触る商談機会の場を用意した。

 今回は42社(新規・木野瀬印刷)が出展し、各社の新製品・イチ押し商品・提案商品を2~4階の3フロアで展示し、コロナ感染拡大前の2020年開催時までは至らなかったが、2日間で前年同期比16.1%増の484名が来場した。

 内訳は、初日が238名(前年同期比63名増)、2日目が246名(4名増)、2日間合計で484名(67名増)だった。

 新型コロナウイルスの第8波といわれる急速な国内感染が懸念されるなか、昨年に引き続き文紙フェア大賞エントリー商品を1階イベントコーナーに展示。限られたスペースに、商品だけではなく使用例サンプルやPOP表示など出展各社が創意工夫を凝らして訴求した。

 会場ではコロナ感染防止策として、出入口の区分化および滞留を避けるため会場内を一方通行形式としたことで、じっくり時間をかけて出展社の展示商品を見ることができ商談につながった。

 12月上旬からホームページおよびDMでの開催告知を行い、コロナ感染予防としての「事前入場登録」をお願いしたが、今回のインターネットの事前入場登録は271名(94名減)と減少し、来場者比率も56%だった。

 イベントとして、来場者と出展社が参加する「第26回文紙フェア大賞」を開催。金賞・銀賞・銅賞の3点を選び、ポイント数の合計で三賞(3点)を決定するもので、12日午後3時30分から同所で表彰式が行われ大賞には「おひるねまくら」(日本理化学工業)が選ばれた。


 次回「第36回 2023年夏の文紙フェア」は、今年7月12日(水)~13日(木)、「第37回 2024年新春文紙フェア」は、2024年1月10日(水)~11日(木)に同所で予定される。


「第26回文紙フェア大賞」結果(税抜価格)

金賞:おひるねまくら DRF-OMK 2,300円 日本理化学工業株式会社

銀賞:おそうじ消しゴムCE什器セット H-CE-S1 9,720円 株式会社シード

銅賞:しっかりシタ字キ SHS-B5-※/SHS-A4-※  590円/670円 共栄プラスチック株式会社

4位:イクモクパズル木製知育 図形パズル/立体パズル 113015/113016 1,400円/1,600円 株式会社デビカ

5位: Pencil Gard / Genius Pencil PG-500/GP-600 500円 北星鉛筆株式会社

6位: ペンホルダーフック PHH-601&602 300円 べロス株式会社

7位: 酒 reco お通しセット SAKE01 1,400円 株式会社ハピラ

8位: ダンボールストッカー CS-10 1,400円 オープン工業株式会社

9位: EXクリア P19ml/CA-120 オープン価格 セメダイン株式会社

10位: トイロ 透明マスキングテープ M 20mm幅 RED30(M)/CT2001 360円 カクケイ株式会社



 ステーショナリー情報委員会の口分田尚志代表幹事兼運営幹事の朝礼あいさつ

 「新年早々、海外では中国のゼロコロナ政策の完全撤廃による異常とも思われる急速なコロナ感染拡大やいまだに続くウクライナ問題、欧米経済成長の減速、国内では40年振りの高水準物価上昇など先行きが見通せない状況下となっている。第8波の感染拡大など厳しい環境下のもと、コロナ禍以降3回目となる2023年新春文紙フェアの開催にこぎ着けたことを心より感謝申しあげます。業界内では昨年秋よりリアル形式の展示会が再開し始めているが、やはりリモート形式では掴むことができない、出展社各社の新製品・売れ筋品の生の情報をこの文紙フェアで多々発信し今後の商戦に役立てる貴重な時間となり得ると思っております。今回の第35回2023年新春文紙フェアでは新たに愛知県の木野瀬印刷株式会社を迎え、42社の出展で開催する。新春から夏までの新商品や新企画を揃えて、来場の皆様へ商売の「ヒント」や「チャンス」になるものを多々揃えているので、じっくりとご商談いただければと思う」

 「また第26回を迎えた、みんなで選ぶ文紙フェア大賞は、今回34社のエントリーで、ご来場のお客様と出展社の投票で、金賞・銀賞・銅賞の3賞を選出し表彰します。 今回のエントリーは2022年1月以降の発売製品もしくは今後発売予定の製品に限られておりますので、是非とも1階文紙フェア大賞展示コーナーで、新鮮なエントリー商品をご覧ください。会場内は、環境資源を配慮し、極力ごみを排出せぬよう会場内案内図や表示などを極力削減しており、わかりにくい点が多々あるかと思いますが何卒ご了承ください」

「2004年1月に26社でスタートした文紙フェアも来年で20周年を迎えます。現在のステーショナリー情報委員会事務局メンバーは、2013年からの10周年プロジェクトから携わって参りました。この10年間で取り巻く環境も大きく変化しており、文紙フェアに対し、今後お客様は何を求め、何に期待しているのか、価値のある、より魅力あるフェアするにはどうすればよいのか、来年の20周年に向けて様々な方々にも参画していただき、この1年をかけ方向性を見出していきたいと思います」。

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