パイロットコーポレーション(伊藤秀社長)は、今回で38回目となる「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施した。年賀状を「出す」人は、2016年(84.4%)までの増加傾向から昨年7割台(77.0%)に減少し、今年は73.1%と過去最低を更新する結果となった。
調査期間は11月6日~11月20日で、サンプル数は首都圏の企業・団体に勤務する20代~60代までの男女431名。
年賀状を「出さない」理由は、「面倒」、「メール・LINEで代用」するとの意見が多く、「出す」人は、年賀状受付日前後までに用意している人が多数であることも分かった。
新年のあいさつに使うツールは、「LINE」が「年賀状」に肉薄。次いで「メール」、「SNS」となっており、新年のあいさつに使うSNSは「Facebook」が人気だった。
年賀状を出す枚数は平均「53枚」で、「仕事・会社関係」に出す枚数が増加。もらう枚数は平均「30枚」に大きく減少(前年は46枚)し、「1月7日の松の内までにもらいたい」と思う人が半数以上であることもわかった。
昨年同様、9割以上の人が年賀状に「手書き」箇所があると回答し、手書きに使う筆記具は「ボールペン」(78.5%)、次いで「サインペン」(22.8%)、「筆ペン」(22.1%)、「万年筆」(7.0%)、「毛筆」(5.0%)となった。
「年賀状はあったほうがいい」人は3年連続で減少したが、7割が年賀状は「必要」と感じており、「もらうとうれしい」のであった方がいいという声も多くあがった。
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2017年12月19日
年賀状を「出す」人73.1%、過去最低を更新 パイロット調査
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