コクヨ(黒田英邦社長)は、中学3年生~高校3年生の男女400名を対象に「中高生のペンケースの中身と使い方に関する調査」を実施した。(※中学生は保護者と一緒に回答)。
中高生にペンケースに入っている文房具の個数をたずねたところ、平均の所持個数は、男子18.7個・女子21.6個という結果がわかった。その内訳は、ペン類(ボールペン・カラーペン・蛍光ペン)が男子平均5.3本・女子平均7.2本と最も多く、シャープペンシル(男子平均2.7本・女子平均3.0本)、消しゴム(男女ともに平均1.5個)と続き、ほかにも、男子では三角定規やコンパスが0.5個、女子では付箋が1.4個など、筆記用具以外の文房具も多く所持されている。
さらに、ペンケースを使う上で困っていることを聞いたところ、「中身が多くてペンケースがパンパン」(31.7%)、「ペンケースの中身が多すぎて使いたいものがすぐに見つからない」(30.3%)、「持ち歩きたい文房具が1つのペンケースに納まらない」(19.5%)という意見が多く集まった。「ペンケースを選ぶ際に重要視するポイント」は、最も多い「デザイン」という回答以外では、「容量」(49.5%)、「整理整頓のしやすさ」(35.3%)といった回答が多く、日々の勉強で使う文房具の収納や整理に関心を寄せている学生が多かった。
調査の結果、中高生のペンケースの中にはたくさんの文房具が入っていて、それらの整理や管理に多くの学生が悩んでいることがわかった。また、多くの学生がストレスなく効率的に勉強して成績を上げたいと感じているという調査結果も出ており、ペンケースから目的のものを取り出すときやそれらを片付けるときなどにも時間や労力がかかっていることから、文房具を活用する上で効率化が課題であると推測されるとした。
これらの調査結果を踏まえて、勉強がはかどる「文房具活用法&ノート作成術」について東進ハイスクール数学講師の志田晶氏のインタビューや、コクヨが現在販売中の大容量型のペンケース「ペンケース<シェルブロ>」(税抜1,500円)の商品情報も公開した。
■「中高生のペンケースの中身と使い方に関する調査」
・調査対象者:中学3年生100名(男子50名・女子50名)、高校1年生100名(男子50名・女子50名)、高校2年生100名(男子50名・女子50名)、高校3年生100名(男子50名・女子50名)
・調査期間:2017年11月13日~11月14日
・調査方法:インターネット調査
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2017年12月05日
コクヨ、中高生400名に大規模調査!イマドキ中高生のペンケース事情
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