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2017年02月10日

エムディーエスが春夏商品展示会 142社出展 約920人が来場

デザインフィルとのコラボコーナー

「ベルサイユのばら」は幅広い年齢層に人気

 店頭向け提案型文具卸、エムディーエス(鷲見孝社長)は、2月8、9日の2日間、東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で、「2017 SPRING&SUMMER MDS FAIR」を開催した。

 新規3社を含む142社が出展し、約920名が来場。
 
 会場は、5階、6階の2フロアに各メーカーのブースが設けられ、午前9時半の開場とともに徐々に来場者で混雑。春夏シーズンに向けた商談でにぎわった。

 エムディーエスとメーカーとのコラボコーナーは、従来のコクヨとデザインフィルに加え、今回から古川紙工とラ・アプスも仲間入り。デザインフィルの提案コーナーでは、旅をキーワードに便利で楽しいステーショナリーの使い方などを提案。古川紙工は、和紙の温かみを感じる「美濃のすかし和紙」「心をつなぐ小さなお手紙」などを紹介。

 MDS提案コーナーでは、人気が高まっているパンをモチーフにしたアイテムを集めた「春のパンマルシェ」や鉄道をテーマにした文具を紹介する「鉄ステ」などを展示した。

 新規出展の「POMMOP」は、今年連載開始から45周年を迎える「ベルサイユのばら」を、現代的にデザインした文具や雑貨を紹介した。

 エムディーエスは、「小売店の新規出展、改装のぺースは緩やかになりつつあり、既存店は前年を上回る施策が大変重要になる。『モノからコトへ』と言われて久しいが、コト消費を提案し続けられるのが弊社の強み。地方の有力専門店が果敢に新装開店をして成果を上げている。文具売り場とカフェの併設や雑貨を取り込むことで、店舗イメージを『ライフスタイルショップ』にまで昇格させ、その中できっちり文具の品ぞろえを充実させて売り上げの中心にしており、これは時代の半歩先の店舗のあり方を示す重要な指針。会社トップのリーダーシップが発揮された好例ではないか。こういった方向性をMDSは共有しており、ますます専門性を深めて他社との差別化を図っていく」と説明。

 ダイアリーの動向については、「ビジネスは堅調ながら横ばい、カジュアル・キャラクターはまだら模様ながら苦戦というのが現時点での全体観ではないか、。売店バイヤーは年々買い付けに慎重になっている中、ますます各社の商品提案力が求められている」とした。

 次回は5月30、31日に同館で「2018年度ダイアリー・カレンダー受注会」を開催する予定。

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