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2016年07月14日

エムディーエスが年末年始商談会開催 149社が出展、新製品をPR

ノビータザウルスなど、製品を恐竜に見立ててユニークに紹介した「文具恐竜博」

日本製墨書遊の「MAMIMU.MEMO」は、ずらりと並べると圧倒されるようなインパクト

 店頭向け提案型文具卸、エムディーエス(鷲見孝社長)は、7月13日、14日の2日間、東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で、「2016 MDS 年末商品商談会」を開催した。

 新規3社を含む149社が出展し、680人が来場予定。7月21日には大阪市の大阪マーチャンダイズ・マートでも開き、約80社が出展する見込み。
 
 展示会のテーマは「Next innovation」。5階、6階の2フロアに各メーカーのブースを設置。午前9時半の開場とともに徐々に来場者で混雑し、年末年始シーズンに向けた商談が始まった。

 朝礼では、鷲見社長のほか、9月の同社株主総会で常務取締役に就任予定の里見善康氏(現在はデザインフィル取締役)があいさつをした。

 MDS提案コーナーでは、コクヨの文具を恐竜に見立てた「文具恐竜博」や、来年の干支・酉を意識したエンド提案が実施され、注目を集めた。

 日本製墨書遊(新規出展)は、長年の書道用品の販売と本社のある奈良の伝統を生かしたブランド「春光園」を紹介。マッチ箱サイズの「MAMIMU.MEMO(まみむ めも)」は130柄を揃え、インパクト十分だった。

 ベロス(同)は、瓶にクリップが入った「ジャーコレクション」の新ラインナップ8アイテム(8月末~9月発売予定))を展示。プチギフトとしても人気があり、今回はレトロな雰囲気のアルミピンチや木製ピンチなどを追加。

 クロニクルブックス・ジャパン(同)は、世界中の子どもに人気のある「はらぺこあおむし」の知育玩具やビートルズをデザインした文具などを並べた。

 古川紙工は、第25回日本文具大賞でデザイン部門優秀賞を受賞した「そえぶみ箋 ふじやま」などそえぶみ箋をPRした。そえぶみ箋売り上げ1位は「しばいぬ」、2位は「じっと見ネコ」、3位は「コーヒー」と紹介。

 ビバリーは、名刺に貼る透明ふせん「めいしふせん」(7月22日発売)を紹介。タブが付いているので、インデックスになり名刺の管理にも役立つ。

 文響社は、大ヒットした書籍「人生はニャンとかなる!」「人生はワンチャンス!」「人生はZOOっと楽しい!」のステーショナリーを展示。動物のちょっととぼけた表情が愛らしい製品。

 クラックスは、インバウンド需要の拡大を目的にした「お寿司ラバーダブルクリップ」「お寿司ピンクリップ」などを提案した。

 エムディーエスは、同社の業績も説明。18期売上高を前年比4.9%増の112億8000万円と発表し、「昨今の文具ブームは少し落ち着いては来ているものの継続していて、テレビや雑誌などのメディアで紹介されている商品に対する問い合わせや店頭訴求依頼を、お客様からいただいている。メディアで取り扱われた商品は、メーカーの新商品はもちろん、発売から時間が経っている商品も多いのが印象的。定番商品でも、消費者にとっては目新しく、ニーズにぴったり合うと実感した。消費者のニーズはもちろん、メーカー側の開発意図などをくみ取り、メーカーと協力して、これまで以上に商品の特長などを深く知ることで、説得力があり、目を引き付けるMD提案につなげていきたい」とコメントした。

 10月4日には同会場で「2016 AUTUMN MDS FAIR」を開く予定。

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