アスクル（岩田彰一郎社長）と、クラウド上で会計サービスなどの事業を行うマネーフォワード（辻庸介社長CEO）は、オフィス向け、個人向けの各分野で新サービスを共同開発・展開することを目的とし、業務提携契約を締結した。2016年夏頃から開始する予定。

　マネーフォワードは、オフィス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」と、個人向け自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」を展開。「MFクラウドシリーズ」はユーザー数50万を突破、「マネーフォワード」はリリースから僅か3年で利用者数350万を突破している。

　オフィス向けでは、クラウドサービス「MFクラウド for ASKUL(仮称)」を共同開発し、アスクル利用客の生産性向上によるビジネスを加速化する。

　マネーフォワードが提供するクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」をベースに、アスクルユーザーに提供する。全国約1,400社のアスクルエージェントやカタログ等を通じて顧客に適したクラウドサービスを案内し、国内400万超の中小企業のクラウド活用を強力に支援する。

　また。個人向けでは、「LOHACO家計簿 powered by Moneyforward」(仮称)の共同開発により、「LOHACO」利用客の家計を最適化、ネットショッピングをより快適・便利にする。