晴天の中、会場はJR有楽町駅前の行き来しやすい立地とあって、午後1時前から来場者が開場を待ち、その後は次々に来場者が続き、田中社長ら役員が新年の挨拶と新製品を訴求した。
同フェアは今年で12回目。同社は「一歩進んだ先進のステーショナリー」を実現した新製品を出展した。今回は、好評の「THE DESIGN MIND COMPANY」「SMART FIT」の新シリーズに加え、「AQUA DROPs」に続く新シリーズなど、前回比の倍増となる86品番257SKを発表。今年1月~3月に発売する。また需要期を控えて、商談コーナーも充実させた。
会場内は、「AQUA DROPs」、「DMCアート」、「1/3インチピッチ」、「noie-style」、「Deskit」、「SMART FIT」の6コーナーで構成。
見出しがフラットとなり表紙と一体化した新デザイン「AQUA Window(アクア・ウィンドウ)」シリーズからは、パンチレスファイルワンタッチ、パンチレスファイルワンタッチ
インテリアと共存するファイリング「noie-style(ノイエ・スタイル)」は今回一番多い80SKUをラインナップ。見出しは市販のラベルプリンターにラベルに対応したサイズで、全てのファイルにA4クリヤーホルダーが入る。
ポケットホルダー、ポケットファイル、リングファイル(ツイストリング)、D型リングファイル(ツイストリング)、A-Zファイル、ボックスファイルタテ型、クリヤーブック(スリムタイプとオープンポケット)、クリヤーブック、クリヤーブック交換式、クリヤーポケットリフィルを揃えた。
またスケジュール仕分けファイルにA5サイズが登場。コピー用紙750枚まで収納できる同社比最厚のD型リングファイル、ツイストノート(デザイナーシリーズ)、ツイストリング製本用とじ具と表紙、小銭とICカードをスマートに携帯できるコイン・ICカードケース、従来よりも入り口が大きく開いて出し入れが楽になったクリヤーケース・フルオープン。
「ACTACT(アクタクト)」シリーズからは、やわらかく手触りのいいシリコン素材の小物入れを発表。スリットポーチ、スタンドペンケース、イヤホンホルダー。
同シリーズからは、水や汚れに強い撥水加工生地を使用したバッグ&ポーチも登場。キャリングバッグ、ショルダーベルト、バッグインバッグ、コンパクトペンケース、ワイドオープンペンケース、トラベルホルダー。
統一感のあるアルミ素材で高級感を醸し出し、インテリア性の高いグレードな机周り用品で洗練されたデスクをコーディネートする「Deskit(デスキット)」シリーズからは、トレイ、レタートレイ、マルチペンスタンドなどを紹介。
また、同社はアート関連に参入する。今までになかった画用紙の差し替えができるスケッチブックを中心に、便利な関連製品を取りそろえた「DMC アート」シリーズ。
スケッチブックの新製品は、綴じ具が開いて中の画用紙を差し替えできる。スケッチに行くときは必要な枚数だけを入れて持ち運びができるので、荷物の計量化を図ることができ、額縁をイメージした透明表紙のため、表紙を自由にアレンジすることも可能。
画用紙には、絵具やチャコール、パステルののりが良く、特に水彩絵具は際立った発色をする、ミューズ社製の水彩画用紙「ホワイトワトソン」を使用した。4サイズを展開する。
ディスプレイブック、ディスプレイブック(交換ポケット)、ストレージケース、ポータブルケースforウォーターカラー、ブラシケース、マーカーケースも用意する。
会場には代理店、販売店、量販店の他、海外のバイヤーも多数来場、フェア終了まで熱気ある商談を行なった。画材市場に新規参入する「アートシリーズ」や、インテリアに合うファイリングが出来る「ノイエ・スタイルシリーズ」、背見出しに新アイデアを採用した「アクア・ウィンドウシリーズ」、シリコン素材の小物入れと撥水加工が施された縫製品をトータル提案する「スマートフィットシリーズ アクタクト」が好評だった。