4月1日、文具業界の各企業が入社式を行い、激動の時代に入社した新入社員に対して、各トップからメッセージがおくられた。
エコール流通グループ(ERG、政木藤二郎社長)の入社式は、4月1日午前10時30分から台東区柳橋の東京文具販売健保会館ホールで催された。
総数32名の新社員のうち仙台、宇都宮地区を除く25名が出席。グループ企業へ配属の辞令を交付した後、長谷川豊会長の訓示に続いて政木社長は「3、4年後にどんなスキルが必要になるかを考え、自分の得意な事を見つけ、その特技を磨き1つでも2つでも増やしていくことが、皆さんの課題。それにチャレンジして行く気持ちを大切にしてほしい」と激励の言葉をおくった。
コクヨ(黒田章裕社長)は、大阪市の本社に新入社員29名(男性14名、女性15名)をはじめ、合計40名が出席。黒田社長は「コクヨは2年ほど前から、中国、ベトナム、インドといったアジア圏での事業に挑戦しています。国内で100年以上にわたって積み上げてきた実績を元手に、成長するアジアの国々のさらなる発展に寄与し、『国の誉(コクヨ)』から『アジアの誉』へと各国のお客様に認めてもらえる会社を目指しています。今日から皆さんもコクヨの一員です。大勢のアジアの仲間とともに『何事にも全力で取り組む』ことを期待しています」と話した。
三菱鉛筆は、午前10時から品川区の本社で恒例の鉛筆削り入社式を行い、数原副社長が16名(男性10名、女性6名)に祝いの言葉をおくった。その後、新入社員は小刀を使い、同社のロングセラー「uni(ユニ)」(2B)を削る作業を開始した。
トンボ鉛筆も午前10時から本社会議室で行い、8名(男性5名、女性3名)の新入社員を前に、小川社長は「当社は100周年を迎え、改めて『開発型メーカー』として愚直に仕事を積み上げいきたい」と激励した。
またライオン事務器は、午後1時30分から中野区の新宿本社会議室で入社式を行い、福井社長から7名に対して社長訓示が行われた。
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2013年04月02日
文具業界各社が入社式 各トップから激励の言葉
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