エーワン（東京都千代田区、新井浩明社長）は1月17日から、月間約10万ダウンロードされるなど好評の無料ラベル・カード印刷ソフト「ラベル屋さん」をバージョンアップし、「ラベル屋さん9 Web版/ダウンロード版」として提供を開始した。

　また、iOSアプリの「ラベル屋さん iPad/iPhone版」も追加し、さらに多くの人にとってラベル・カード印刷が可能になった。
　
　近年、企業における印刷物の内製化が進んでいることや個人のデコレーション需要の高まりから、誰でも手軽にラベルやカード作りができる、ラベル・カード印刷ソフトの使用が活発になっている。同時に、スマートフォンやタブレット端末の著しい普及は、そうした傾向をさらに後押しするものと予想される。こうした状況を受け、豊富なデザインテンプレートや素材を組み合わせ、オリジナルのラベルやカードの作成ができる無料印刷ソフトを約10年ぶりにバージョンアップした。

　同ソフトでは、常時ネット接続環境がなくても使用できるWindows/Mac共用の「ダウンロード版」、インターネットを通してクラウド感覚で利用できる「Web版」の2種類を用意。

　「Web版」はネット接続できればどこでもインストールなしで使えるので、オフィスや共用スペースのパソコンなど、ソフトのダウンロードが規制されている環境でも使うことができる。同ソフトの開発にあたっては、モニターテストを実施し、実際に操作したユーザーの意見からボタン配置をわかりやすくするなど、ユーザーインターフェースを改良し、使いやすさにこだわった。