今年の大河ドラマの舞台である、岐阜県はまさに日本のど真ん中に位置する。長い歴史と文化の中で育まれ、文具専門店も独自の路線を貫き、いろいろな角度から、文具の世界を堪能することができる。
新型コロナが落ち着いてから行きたい、という人に向けて、インターネットやSNSで積極的に情報発信を活用している専門店4店舗をご紹介!
その1) 城下町のアンティークな文具店 【川崎文具店(大垣)】
川崎文具店は、大正12年創業の「万年筆とインクの専門店」。大正時代をコンセプトに、ゆったりとした時間の中で、万年筆やインクと時を過ごせる。
店内の奥には国内外400色以上の豊富なインクを用意し、そのほとんどを専用デスクで試し書きすることができる。
また5代目店主は『色彩の錬金術師』、『洋墨男爵(インクバロン)』としてオリジナルインクの調合も行っており、オリジナルインクだけでも約80色ある。遠方から訪れるお客様も多い。
最近では限定オリジナル万年筆「海底二万哩」や、ライブ配信を利用したインクのくじ引き「インくじ」等も好評だ。
【川崎文具店】
〒503-0904
岐阜県大垣市桐ヶ崎町64
TEL / 0584-78-4223
営業時間…9:00~19:00
定休日…・・不定休
アクセス JR東海道本線大垣駅から徒歩5分
【HP】http://www.kawasaki-bunguten.com/
公式instagram https://www.instagram.com/kawasakibunguten/
公式twitter https://twitter.com/k_fountainpen/
Facebook https://www.facebook.com/k.fountainpen
その2) これは珍しい!文具店の中に喫茶店がある理由 【喫茶ひしや文具店(多治見)】
ひしやは、明治35年紙店として創業の老舗。帳簿の製造から、文具販売、事務機販売と移行し、令和元年5月1日に喫茶店を併設した。
「時代として電子化が進み紙や筆記具がいらない方向に進んでいるが、世がデジタル化ならやはり文具を軸にアナログ(コト・モノ・ヒト)へ向かおうと思いました。なんとなくですが、喫茶と文具は合うという直感はありました」(同店)。
その直感は当たり、文具を買うついでにお茶をしていく方もいるなど、うれしい相乗効果が出ており、今まで来店しなかった新たな客層の開拓にもつながった。地域の人が集まる交流の場となり、イベントも行うなど良い結果が出ている。
【喫茶ひしや文具店】
〒507-0847
岐阜県多治見市小路町38番地
TEL / 0572-22-0392
営業時間…喫茶9:00~17:00/文具9:00~18:30(土曜日9:30~18:00)
定休日…・・日曜、祝日、盆、年末年始
アクセス JR中央本線多治見駅から徒歩20分・車で10分
【HP】https://www.hisiya.jp/
公式instagram https://www.instagram.com/hishiya_tajimi/
Facebook https://www.facebook.com/hisiya1904/
【文具たび】岐阜の個性派文具店 文化と歴史の宝庫!に行ってみよう(2)へ続く
詳細は、月刊「Bungu to Jimuki」2020年7月号【岐阜の個性派文具店】に掲載
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > 特集
特集
2020年07月01日