セキセイ(西川智也社長)は、大人気のミニミニ文具を提供する「文ガチャ」（ガチャガッチャ）を企画し、8月5日から設置店の募集を開始した。

　5日11時から文紙MESSEの同社ブースで記者会見が行われ、西川雅夫会長は「今回の新規事業のきっかけは、当社の『デコピン』シリーズの販売方法の1つにとして大人気のカプセルトイを考えたのが始まり。日本というと昔は『富士山・カラオケ・芸者』だったのが、今は『富士山・カラオケ・ガチャ』と、日本の文化になっている。今回の新規事業のポイントは3つあります。1つ目は文具店や書店にカプセルトイが少ないことから、店頭の活性化を目的とする。2つ目は各メーカーさんが出している文具もカプセルに入れることで業界にも貢献する。ミニにしたらなんでも可愛い。そして3つ目は従来とビジネスモデルを変え、店舗オーナーの自由裁量でいろいろなものをカプセルの中に入れることができ、可能性も売り上げも無限に広がることです。関心のあるお店さまはぜひご連絡をお待ちしております」と話した。

　ミニミニ文具は、デコピンシリーズをはじめ、どうぶつクリップ、消しゴム、蛍光ペン、鉛筆削り、笛、ミニハサミ、どうぶつ消しゴムなどが用意されている。

　文ガチャは設置販売店が自由に管理できるので、お店のイチオシ商品や商店街の他店割引券などお店のアイデア次第で色々な中身のカプセルを企画することも可能にした。

　同社はまた、「文ガチャ」デコピンシリーズとデコピンペンポーチを同日から発売、VOCゼロの世界初インクとして植物性バイオマスのサステナブルインクを採用した「アゾン　超竹ごこち（サステナブルインク）」と同替え芯も発表した。

　カプセル自販機の設置など問い合わせは同社まで。



【問い合わせ】セキセイ東京本社 文ガチャ事業部
電話03-3813-6531