新生活シーズンを迎える2026年春、文具市場では“高機能モデル”と“個性派アイテム”が両極で支持を集めている。ティーン層のリアルな声を集めた最新調査結果から、2026年の文房具トレンドの実像を読み解く。
調査を実施したのは、現役女子高生を中心としたマーケティングメディア「女子高生ラボ」。フォロワー3万人超のSNSアンケートから浮かび上がったのは、“実用性重視” と “自己表現重視” の明確な二つの潮流だ。
文房具ブランドの支持率では、総合TOP3が明確に機能派と個性派に分かれる。
第1位は高い実用性で知られる uni/三菱鉛筆(特にクルトガ等)が圧倒的支持を集め、続いて第2位に“かわいさで差をつける” NICI(ぬいぐるみ筆箱等)、第3位は信頼性の高い MONO/トンボ鉛筆 がランクインした。
「女子高生ラボ」調査では、シャープペンシルのカテゴリにおいて“長時間の筆記でも疲れない・芯が折れない”という機能性が評価される一方、筆箱やペンケースのような小物では、“映えるデザイン” や “個性を表現できるアイテム”が重視されているという。これにより、機能性とデザイン性が明確に分かれ、用途や目的によって選択基準が異なる現象が鮮明になっている。
女子高生ラボのデータ分析では、特にシャープペンやグリップ付きの筆記具などは学習効率を左右する“ツールとしての価値”が支持される一方、筆箱や雑貨系文具では、クラスメイトとの会話やSNS映えを意識した個性派アイテムが人気を集めた。これはZ世代の消費行動に見られる「機能重視 × 個性重視」という両義的志向を如実に反映している。
2026年前半の文房具市場では、従来の“実用一辺倒”から、機能性 × デザイン性の両面で選ばれる時代へと進化していることが、今回の調査結果から浮かび上がった。若年層のリアルな声を反映したこの傾向は、メーカーや小売の企画開発にも大きな示唆を与えそうだ。
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2026年02月28日






