文マガが、文具業界関係者を対象に募った、「2012年文具10大ニュース」のトップは、「文具ブーム メディアによる文具特集依然続く」だった。2010年は4位、2011年は2位と年々順位を上げ、今までの新入学シーズンから、年間で注目されるようになり、今年1位になった。
2位は「デジタルとアナログが融合 デジアナ文具市場が活況」、3位は「法人の事務用品需要が減退 会社員も自腹で買う時代に」だった。
Eコマース時代を反映して、「ヤフーとアスクル提携」(4位)、「アマゾン、楽天の存在が大きくなる」(5位)が入った。商材関係では、「スマートフォン関連市場」(7位)、「付せん紙」(8位)、「マスキングテープ」(9位)がランキング入りし、2012年年末の時点でも旬の商品といえそうだ。
同時に回答を募った「2012年印象に残った文具」は、フリクションシリーズ(17)、フィットカットカーブ(11)、スマホ対応ノート(3)、ハリナックス(2)。
「今年オープンした商業施設、店舗で印象に残ったところ」は、東京スカイツリー・ソラマチ周辺(11)、渋谷ヒカリエ(6)、蔦屋書店(6)、TOKYO STATION CITY(3)、阪急うめだ本店(3)、ロフト(2)だった。
( )内は回答数
【2012文具10大ニュース】
1 文具ブーム メディアによる文具特集依然続く
2 デジタルとアナログが融合 デジアナ文具市場が活況
3 法人の事務用品需要が減退 会社員も自腹で買う時代に
4 ヤフーとアスクル 個人向け通販開始 BtoC事業で全面提携
5 文具・オフィス用品でもアマゾン、楽天の存在が大きくなる
6 書籍店の文具売場増強へ 文具卸が書籍取次と提携
7 スマートフォン関連市場が拡大 文具店も品揃え
8 付せん紙が多彩に進化する
9 マスキングテープ 文具売場の定番に
10 デフレの流れ止まらず 安売り合戦で文具店疲弊
10 文具業界 下期減速 店頭の動き鈍る
(月刊「BUNGU TO JIMUKI」2013年1月号に詳細掲載)
※調査は11月24日から12月10日までインターネット上で実施し、54名から回答を得た。
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2012年12月13日
【2012文具10大ニュース】1位はメディア紹介続く、2位にデジアナ文具
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