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2011年11月16日

世界最大の文具ショー 2012年1月28日~31日、フランクフルトで開催

ドイツ・フランクフルト国際見本市会場

2012年も最新トレンドが満載(写真は2011年)

 2012年1月28日から31日まで、ドイツ・フランクフルトのフランクフルト国際見本市会場で開催される「ペーパーワールド」(PW)は、文具オフィス用品関連では世界最大規模で、世界中から商談客が訪れるのが最大の魅力だ。

 2011年は約2000社の出展に対し、世界142か国4万6000名のバイヤーがエントリーした。ドイツ国内からは1万9000名が来場した。主催者によるとバイヤーの平均滞在日数は2日、併催のクリスマスワールド、ビューティワールドへのエントリーとは別個の統計だが、日本からは約1000社のバイヤーが登録。

 日本の文具メーカーは、パイロットコーポレーション、ぺんてる、三菱鉛筆、ゼブラ、トンボ鉛筆など世界市場でシェアを持つ大手ブランドが辞退し、オート、太平、司フエルト商事、東京金属工業など中小ブランドや筆記具パーツメーカーが変わらず意気を吐いている。

 多額の費用を投じても、先進諸国の文具市場における流通が次第に集約化し、会場での大口商談が展開しにくい現実がある。

 だが逆に商談のスピードをあげて、他社よりいち早い新製品オファーをもくろむ流通企業は、このPW会場での商談に重点を置いている。

 主催者は2012年ペーパーワールドに、従来好評だった提案展示に加えて、新企画のイベントの実施を発表した。

 一例では、2011年に試行して成果を上げた「ペーパーワールドプロキュアメント(調達プラン)」を、2012年に本格実施する。会場に出展した展示製品の即時受注とデリバリーを行う企画だ。

 また「カードデザインコンペ」はアート関係の学生やクリエイターが自由に参加することが出来る、新デザインを競うコンテストで、入賞作品の商品化への道を開く。

 「ペーパーワールドインサイダー」は、会期が始まる前に主催者登録で会期中の入場エントリーや仕入に関する特別の便益を提供するもの。大掛かりな構成ではないが、展示ホール毎のコーナー提案も見逃せない。


【問い合わせ】メサゴ・メッセフランクフルト 野澤氏 

電話 03-3512-3277

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