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2021年12月24日

プラスとぺんてる、新規事業の新会社を共同で設立 文具以外も視野に入れる

 プラス(今泉忠久社長)と、ぺんてる(小野裕之社長)は新規事業領域の更なる発展を目指し、両社共同で新規事業領域の製品企画開発を行うための法人「未来創造開発センター合同会社」(東京・港区)を2022年1月に設立すると発表した。

 「未来創造開発センター」は、港区虎ノ門に本社を置き、ぺんてるとプラスが各2500万円ずつ出資し、資本金5000万円でスタート。代表社員には、ぺんてるの和田優会長と、プラスの新宅栄治常務が就き、両社から技術・開発担当者が赴任し、常勤・非常勤として業務に従事することを予定する。

 新会社の狙いは、2社の文具製造により蓄積された技術・ノウハウの新規事業領域における利活用の最大化を目指すことだ。

 ぺんてるとプラスは、文具製造で培った技術・ノウハウを生かし、ぺんてるが「化粧品・医療事業、電子機器等」、プラスが「衛生・生活雑貨等」などの新分野で、一定の成果を得ている。

 また、両社は、約2年間にわたる「協業推進プロジェクト」の実施により、主に文具領域での製品のOEM供給や共同見本市の開催、海外での販売活動支援等、さまざまな成果が生まれている。

 こうした経験を踏まえ、両社は連携して新規事業領域における技術・ノウハウの展開をこれまで以上にスピーディーかつ広範囲に実行していくことが今後の成長に必須であると考え、共同で設立する。

 新会社には、ぺんてるおよびプラスグループ各社に蓄積された化学技術、構造設計技術、電子技術に精通した技術スタッフが参画し、新たな事業領域での、各種技術の組み合わせによる未来志向の製品開発の可能性の検討を進めていく。

 また、具体的な製品開発や事業化企画にあたっては、ぺんてるおよびプラスグループ各社の役割の調整を行い、スピード感をもってその具体化をサポートする事も役割となる。

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