ベイシアグループのホームセンター事業を展開する、カインズ(高家正行社長CEO)は、12月22日、東急不動産ホールディングスの連結子会社である、東急ハンズ(木村成一社長)の発行済全株式の譲渡に係る株式譲渡契約を締結し、傘下に収めたと発表した。
これに伴い、2022年3月31日の予定で、カインズは東急ハンズを新たなDIY文化の共創に向けたパートナーとしてカインズグループに迎える。
また、東急ハンズは将来的に名称を変更する。
日常のくらし全般、そして地方や郊外に強みを持つカインズと、趣味、ホビークラフト・都市部に強みを持つ東急ハンズは、互いに相乗効果が得られると判断した。
カインズは「カインズの事業基盤活用によるシナジー発揮から、価値(ブランド)と個性をさらに磨き上げていくことで、新たなDIY文化を共創していく」と説明した。
両社ともに、文具・事務用品を販売しており、今後の文具流通に与える影響も注目される。
東急ハンズは1976年に創業し、東京・新宿や渋谷など都市部を中心に国内外で、東急ハンズ63店舗、ハンズ ビー20店舗など86店舗(FC含む)を展開する。従業員数は2469名(2021年4月16日現在)。
カインズは1989年に創業し、227店舗を展開する国内ホームセンターの最大手。従業員数は、 1万3097名(2021年2月末)。
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2021年12月23日
HC大手カインズ、東急ハンズを傘下に 両社とも文具を販売
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