シード(大阪市、徳山太社長)は、大阪・豊中市に新本社と工場を建設中で、2022年内に完全移転し、東日本営業以外の、本社機能/工場/物流機能など、全部署の業務を23年1月から新本社で開始する。

　2021年5月19日に起工式(地鎮祭)を執り行った。22年3月の完成を予定する。

　新本社は、阪急宝塚線岡町駅から徒歩10分、阪神高速空港線豊中北出口からも近く、アクセスが良好な立地だ。

　同社は2015年に創業100周年を迎え、大阪・都島区の現在の社屋と現場は老朽化も進み、創業時とは様変わりし、周辺環境は今や住宅地となり、建て替えは不可能と判断。引き続き安全で安心して働ける職場であり、より良い商品作りを継続するために、新本社工場の建設に至った。

　全部門が一体となった構造は、効率的な業務を促進させ、社員間のコミュニケーションも深まる事で、仕事の質を高める。また新時代に向けたデジタル対応設備を整え、防犯面や自然災害からのセキュリティ性にも配慮して、次世代に引き継がれる新本社とする。

　新たな礎のもと、2023年を新創業と考え、これまで以上に品質を優先し、独創的で斬新な、アイデアのあふれる「消すものづくり。」に挑戦し続ける企業として、事業を継続して発展させていく。


【新本社概要】

所在地 : 大阪府豊中市勝部3丁目2番17号
敷地面積 : 3,436.54平米
建築面積 : 2,226.08平米
延べ面積 : 4610.68平米
構造:鉄骨造り 地上3階建て