コクヨ（黒田英邦社長）は、未来を共に想像し創造する「コクヨデザインアワード2022」を開催し、2021年8月20日（金）から作品募集を開始する。10月15日まで。

　今回で第19回目となる同アワードでは、「UNLEARNING」をテーマに作品募集を実施する。

　パンデミックを機に潜在していた社会課題が浮き彫りになる中、これまで疑うことのなかった知識や感覚、積み上げた経験を一度リセットし、それぞれがありたい未来を描くことで生まれるデザインの可能性を探る。

　審査員には、川村真司氏（Whatever チーフクリエイティブオフィサ―）、田根剛氏（建築家）、柳原照弘氏（デザイナー）に加えて新たに吉泉聡氏（TAKT PROJECT代表）を迎えて開催。

　募集対象は、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般。最高賞のグランプリ（1点）には、副賞200万円が贈られる。2022年3月12日（土）に審査が発表される予定。

　「コクヨデザインアワード」は、使う人の視点を盛り込んだ優れたデザインを広く集め、商品化を目指すコンペティションとして2002年にスタートし、これまでに「カドケシ」や「和ごむ」といったユニークな商品を世に送り出してきた。

　近年は、次世代を担うデザイナーの発掘と支援にも力を入れ、作者との共創から生まれた「本当の定規」「白と黒で書くノート」は、これまでにない機能とデザイン性で話題を集めた。


募集要項（2021年8月20日（金）から公開）

https://kokuyo.jp/pr/award/