キングジム(宮本彰社長)は、7月30日、2021年6月期連結業績(2020年6月21日~21年6月20日)を発表し、売上高363億1900万円(前期比8.6%増)、営業利益24億1600万円(同96.1%増)、経常利益27億5500万円(同85.0%増)、純利益19億6300万円(同81.5%増)だった。
売上高は、自動手指消毒器の「テッテ」「アルサット」等の売上が伸長したほか、グループのぼん家具やラドンナが、巣ごもり需要により売上が好調に推移し、さらに、ウインセスを連結の範囲に含めたこと8.6%増えた。
利益では、売上高の増加に加え、売上原価率の低下、テレワークの推進による出張費ほか固定費の削減の一方で、運賃の増加やテレビCMの実施によって販管費は増加したが、売上高の増加により販管費率は改善した。
文具事務用品事業では、電子製品の売上高が「テッテ」を中心に好調で、売上高は276億9037万円(3.6%増)、営業利益は、売上原価率と販売費及び一般管理費率が前年同期に比べて減少したため、 16億2925万円(33.9%増)だった。
2022年6月期の連結業績予想は、売上高380億円(4.6%増)。円安や一部原材料の価格が大幅に高騰していることから、営業利益20億7000万円(14.3%減)、経常利益22億7000万円(17.6%減)、当期純利益15億6,000万円(20.5%減)を見込む。
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2021年08月02日
「テッテ」好調 純利益81.5%増 キングジム21年6月連結
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