サクラクレパス(西村彦四郎社長)は、7月8日~16日、東京・柳橋の東京支社地下1階の展示会場で「2021年秋冬新製品展示会」を完全予約制で開催した。
同会では、8月から10月にかけての新製品多数が紹介されたほか、テレワーク特集など社会の変化に合わせた提案を行った。
9日午後に記者発表が行われ、西村社長は「今年5月29日に100周年を迎えることができた。関係する全ての方々に感謝申し上げる。コロナ下のため、残念ながら式典やパーティは中止した。100周年の1番の目玉は、既にご案内の通り、大阪工場内の事務所と研究所を統合した新本部等で、昨年竣工し10月から業務を開始した。従来は同じ敷地内の中で別の建物だった
のを、同じフロアにしたことで、コミニケーションが良くなった。さらには皆さまに貢献できる記念商品として、今年2月にクラフトラボ新製品、5月には雑貨の限定商品を出し、大型店ではコーナー展開もしていただいている」と、創業100周年を報告。
続いて「12月期連結売上高は386億円で前年比104%、経常利益もアップした。市場別では国内では店頭関連がダウンしたが、学校関係が大きく伸び、若干のプラス。また、アルコールやパーティーションなどのコロナ関係も大きく伸びた。海外は今までけん引してきた中国が2桁ダウンしたものの、米国、欧州は巣ごもり需要が大きく2桁伸長した」。
「2021年度も1月から6月の上期は、昨年は3月~4月に学校が休校になるなどコロナの影響があったが、今年は通常通りに新学期を迎えたことなどで好調に推移している。しかし7月からの下期は、昨年は学用品需要期が下期にずれたことやコロナ需要が落ち着いたことなどがら、厳しいと考えている。海外については、欧米は引き続き順調。中国も回復基調にあるが、足取りは力強いものではなく一進一退の状況。通期売上高は依然コロナの先行きが不透明なことから前年並みを見込む」と前期業績と今期の見通しを説明した。
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2021年07月27日
サクラクレパス西村社長 100周年を報告、コロナでも業績伸長
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