プラスグループで、オフィス家具のEC販売を行うオフィスコム（室木剛社長COO）は、業容拡大に伴い増え続ける出荷量に対応するため、東日本物流センターを千葉県柏市から同県白井市に移転し、床面積を2.6倍の約8,000坪に増床する。

　同施設は、新たに撮影スタジオを開設し、ECサイトに掲載する最新の商品画像や動画のスピーディな撮影、公開が可能になる。

　また、新たなカスタマーセンター拠点開設により、本社カスタマーセンターと2拠点体制とし、従前より物流センター内に設置していた品質保証部と連携しながら、製品・サービスに関する各種の問い合わせへの対応品質の向上とスピードアップを目指す。

　同施設の運営は、プラスグループの物流機能を担うプラスロジスティクス（若佐照夫社長）が担当し、2021年7月1日から本格稼働する。

　オフィスコムは2007年に創業し、オフィス家具のEC販売を中心に業容を拡大。2016年にプラスグループ入りしてからは、ショールームの開設にも力を入れ、ネットと実店舗の融合戦略を展開するほか、グループシナジーをいかした物流・施工サービス機能の強化などにより、2020年12月期は14期連続増収を達成、売上高は123億8000万円で過去最高益を記録している。

【オフィスコム「東日本物流センター」　概要】

所在地 ： 千葉県白井市中149-1　CBRE GI 白井1階、3階
総床面積 ： 8,041.04坪
取扱品目 ： 約1,300点
運営会社 ： プラスロジスティクス株式会社