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2021年03月09日

プラス、セーラー万年筆が協業強化 D2Cブランド立ち上げ 銀座に出店も

 プラス(今泉忠久社長)とセーラー万年筆(比佐泰社長)は、コロナ禍で生活者のニーズが変化する中、万年筆に代表される高付加価値の文具市場で、オンラインとリアルの連携による、自分だけのオリジナルギフトやアイテムをつくる楽しみを提供するD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)ブランド「ancora (アンコーラ) 」を立ち上げた。3月26日にオンラインショップと銀座にリアルショップを同時オープンする。

 2社共同でスタートする新事業で、デジタルとアナログ、ウェブとリアルを融合し、今までにない顧客体験を提供。

 また、プラスグループの日本ノート、オキナの各製品も展開。メーカー横断のショップブランドとして、長期的に育成していく。

 プラスとセーラーは2018年に資本・業務提携を締結、2020年にセーラー発行の無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付、発行価額20億円)をプラスが引き受けたことで連携を強化し、生産設備投資や文具、ロボット事業での協業を進めている。

 今回の新事業では、文具の販売・マーケティングの新手法による顧客価値の創出により、両社企業価値の向上を目指す。

 新事業のねらいは、デジタル化・ICT化進展や、コロナ禍における在宅機会の増加など「巣ごもり」傾向の中、生活者の購買様式が大きく変化していることにある。

 プラスとセーラーは、オンラインとリアルを融合した購買スタイルの提供により、アナログ的な価値が変わらず高い評価を得続けている万年筆を筆頭とする高付加価値文具の新たな需要創造を目指す。

 また、オンラインショップとリアルショップ双方のユーザーとのコミュニケーション接点を通じてターゲットの声を直接収集し、商品サービスを提供するD2Cモデルの導入で、商品開発力・マーケティング力の強化を図る。

 特に、万年筆はギフトの定番であり、ここ数年新たなブームを呼んでいる。「贈るシーン」にこだわった、商品企画や販売方法で、あらためてギフトとしての価値を高めていく。

 

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