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2018年02月01日

紙詰まりトラブルを未然に回避するシュレッダーを開発 サカエ

新製品のシュレッダーの特長を説明する松本社長

紙が詰まっても片手でスムーズに取り出すことができる

 サカエ(松本弘一社長、東京都港区)は、シュレッダーで詰まった紙がまったく取り出せない状態など、メンテナンスが必要な紙詰まりトラブルを未然に回避する新機能スマートリバースシステム「楽どり」を開発。「shouka55」と「senka25」の2機種に、この新機能を搭載し、2月1日から販売を開始する。

 シュレッダーには、最大細断枚数以上の紙を投入した場合や、斜めに投入紙が折り重なり最大細断枚数以上の厚みになってしまった場合などに、細断を停止し、自動的にリバース(逆回転)し紙を排出する機能が備わっている。しかし、リバースした紙が投入口より厚くなってしまい引き抜けない状態や、詰まった紙が手でつかめない状態になった場合、ユーザーが自力で解決することができないため、メンテナンスを要請する必要がある。さらに詰まった紙を強引に引き抜こうとすると、機器の故障が発生しかねない。

 「楽どり」は、最大細断枚数以上の紙を投入した場合や、斜めに紙を投入し折れ曲がった場合でも、その厚みを検知し、カッター部に深く入り込む前にシュレッダーを停止させる。そのため残った紙が投入口より厚くならないため、片手で楽々と引き抜くことができる。

 同社は1月31日、本社で記者発表会を開催。松本社長は「当社に寄せられるメンテナス依頼の約8割が紙詰まりトラブルに起因するもの。そのメンテナンス出動費用は平均約2万円となり、お客様の負担となっている。楽どりで紙詰まりトラブルを未然に防ぎ、お客様の負担を減らすことができる」と説明した。

 「楽どり」を搭載した機種は、最大細断枚数55枚と細断クズがかさばらないフラットスクエアカットを採用したタイプ「shouka55」(標準小売価格税別688,000円)、最大裁断枚数25枚で人気のベーシックタイプ「senka25」( 25枚裁断、同438,000円)の2機種。初年度計約2000台の販売を計画している。

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