各地の量販チェーンを顧客にもつ量販卸、エスシー(長谷川豊社長)の2011年商談会が、6月17日、18日の2日間午前9時(17日は午前9時30分)から午後5時(18日は午後4時)まで、東京都中央区の区立産業会館で催された。グループのニチブンサンユー、高松日本文具と共催した。
17日午前9時の開会式で、長谷川社長は東日本大震災の復興状況にふれ、「当社グループの顧客が存在する東北6県の太平洋岸500キロをすべて回り、被災状況をつぶさに調査、未だに不明の顧客数店があり、グループ全力をあげて復旧支援中」と述べた。
またエスシー現況については、36期決算が対前期比3%の増収益と説明した。さらに6月1日からの37期にさらに活力したスタッフで臨むため会社人事を一新すると話し、営業本部長が斉藤英夫副社長から吉田雅秋専務に交代した。
続いて、サンスター文具・伊藤幸信会長の手締めで開会し、待機していた量販店顧客と新規の大学生協関係者らが次々に登録した。
出展は2階フロアに定番製品メーカー33社と年末商材、手帳・ダイアリー・カレンダーが、3階には品種別、購買先別、トレンド別に120社メーカーの協力による提案コーナーが設けられ、量販バイヤーとの商談がスムーズに進む構成。
わくわくスクール、ノートの達人、筆記具最前線、ガールズステーショナリー、心をつなぐペーパーコミュニケーションなど、さらに「消しゴム徹底調査」、10問の「なるほどTHE文具」と多彩な提案企画が並んだ。
この商談会には北海道から沖縄までの有力顧客168名の来場が予想されたが、ほぼ所期の目標はクリアした模様。
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2011年06月21日
売場ヒントをオリジナル提案! 量販卸大手エスシーが商談会開催
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