キヤノンは、2月15日、東京大田区の本社で、商業印刷向けの業務用フォトプリンター市場へ本格的に参入することを発表した。その第一弾として、業務用インクジェットプリンター「DreamLabo(ドリームラボ) 5000」を9月から発売する。
新製品は、高密度プリントヘッド技術を応用し、新たに開発した最大305ミリ幅での印刷を可能にするプリントヘッドを搭載して、銀塩写真以上の高画質と高生産性の両立を達成した。
高画質については、7色の染料インクと専用紙で、滑らかな階調表現と鮮やかな発色を実現。カラーバランスのズレが少なく、安定した色表現を可能にした。
また、極小インク滴と高解像度により、小さな文字もシャープで高濃度な出力も実現し、写真と文字が混在したカタログなども高品位に出力することができる。
高生産性では、プリントヘッドを固定したまま1回の用紙搬送で写真を高速にプリントする「ワンパス印刷」で、L判の写真を1分間に44枚の高速印刷が可能。フォトアルバムやPODに最適な自動両面印刷機能を標準装備し、後工程の貼り付け作業も省いた。
本体価格は1台5000万円(税別)で、国内売上では100億を目指す。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2011年02月16日
キヤノン 商業印刷向け業務用フォトプリンター市場に参入
[最近の記事一覧]
- 2025.11.14アスクル、3PL事業に関する情報流出の可能性を発表
- 2025.11.13デジタル化で「漢字が書けなくなった」5割強、終活に手帳有効8割 高橋書店「手帳白書2026」
- 2025.11.13アスクル 大中企業向け通販「ソロエルアリーナ」Web注文を再開
- 2025.11.12パイロットコーポレーション、生理痛体験会を初開催 男性社員「想像をはるかに超える痛み」
- 2025.11.11第10回「トンボ陳列コンテスト」受賞者決定 グランプリに「COMPASS yonago R431店」






