三菱鉛筆(数原滋彦社長)は、環境省「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」の一つとして、「使用済み」のプラスチック製ペンの「水平リサイクル」実証プロジェクトを、10月から開始した。
同プロジェクトは、2022年10月より24年3月の期間、東京・品川区内の学校・行政機関・企業等から回収した、主として替芯の交換に適さなくなったり、使用されなくなった「使用済み」のプラスチック製ペンを原材料とするペン製造、またこれによるCO2排出量削減の効果を実証する。
協力により回収した使用済みペンは、三菱鉛筆が「モノづくり」で培った生産技術を応用することで再びペンとして生まれ変わり、品川区内の学校等に教材として提供する予定だ。
今回のプロジェクトの「水平リサイクル」は、使い終わったプラスチック製品から再び同じ用途のプラスチック製品を作る活動。
プラスチック製品の廃棄削減と同時に、化石燃料の新たな調達を抑制することで高いCO2削減効果を得ることを目的とする。
より単純な用途の製品にリサイクルする「ダウンリサイクル」と比べ、より高い持続可能性が期待される一方で、実現の難度が格段に高く、筆記具メーカーとしては先進的な取り組みで業界をリードする。
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2022年10月14日
三菱鉛筆 使用済みのプラスチック製ペンの「水平リサイクル」実証プロジェクト開始
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