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2022年01月28日

リアル開催に喜びの声も エコール春の大見本市 感染対策に高い評価 

 エコール流通グループ(ERG、一ノ瀬巌社長)は、1月27日、21日~22日に、東京・大田区の東京流通センターで開催された「第114回エコール春の大見本市」の結果速報を発表し、新型コロナの影響により、来場者数は480店690名(見込み比80%)だった。

 コロナウイルス感染者数が増加したため、来場者数は減少したが、二年振りのリアル見本市開催を情報収集や商品仕入の場として心待ちにしていた販売店からは、多くの喜びの声があった。また、出展社からも見本市の必要性と感謝の声があり、卸としての役割を再確認した。

 検温、アルコール消毒、従来の1.5倍の通路幅、従事者と来場者の絞り込み、昼食の時間割と黙食依頼など、あらゆる感染対策を行い、中でも場内全員に対する抗原検査と昼食会場の机椅子アルコール除菌については出展従事者と来場者から感染対策の徹底ぶりに好評価を得た。

 来場者数の減少に伴い、売上は46億51百万円(目標52億12百万円比89.2%)と目標未達成だった。中には5店舗を代表して注文をするなど、来場を減らした会社もあった。その来場者減の反動として、各ブースをしっかり回って説明を聞かれる販売店が多く、熱心な商談と滞留時間の長時間化が見られた。

 イベント館(エコールがトレンドを掴み独自に提案するコーナー)は『変化するニーズを掴み、ニューノーマルを駆け抜ける』をテーマとし、「防災」「DX」「コロナ対策」「店頭店向け」の4つのゾーンに分けて提案した。

 「店頭店向け」ゾーン内の棚提案では「エコール社員おすすめ文具」「身近なところから始めるSDGs」「当店おすすめの抗菌・抗ウィルス文具」の3本で構成し、多くの販売店が関心を持っていた。

 ハイブリッド型で行われたWeb見本市のアクセス数は延べ4910回(112回比610回増)にのぼり、そのうちイベント館Webサイト閲覧数は延べ1190名だった。動画再生回数はエコール社員や福島槙子氏、高畑正幸氏など、出演者が顔出しして解説するオリジナル動画に人気が集まった。

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